この小説の舞台は銀座にある文房具店・四宝堂(しほうどう)。
店を一人で切り盛りするのは、宝田硯(たからだけん)。
お店には、悩みや困りごとを抱えた人たちが訪れ、
心のうちを硯さんに打ち明けていきます。
硯さんの文房具店の店主らしい提案と言葉かけで
どんよりしていた人々の心が温かくなっていくところに
読み手である私も心が温まりました。
私はAudible(オーディブル)で聴きましたが、
ナレーションが素敵で、より感動致しました。
銀座のとある路地の先、円筒形のポストのすぐそばに佇む文房具店・四宝堂。創業は天保5年、地下には古い活版印刷機まであるという知る人ぞ知る名店だ。店を一人で切り盛りするのは、どこかミステリアスな青年・宝田硯。硯のもとには今日も様々な悩みを抱えたお客が訪れるー。両親に代わり育ててくれた祖母へ感謝の気持ちを伝えられずにいる青年に、どうしても今日のうちに退職願を書かなければならないという女性など。困りごとを抱えた人々の心が、思い出の文房具と店主の言葉でじんわり解きほぐされていく。いつまでも涙が止まらない、心あたたまる物語。
この小説の舞台は銀座にある文房具店・四宝堂(しほうどう)。
店を一人で切り盛りするのは、宝田硯(たからだけん)。
お店には、悩みや困りごとを抱えた人たちが訪れ、
心のうちを硯さんに打ち明けていきます。
硯さんの文房具店の店主らしい提案と言葉かけで
どんよりしていた人々の心が温かくなっていくところに
読み手である私も心が温まりました。
私はAudible(オーディブル)で聴きましたが、
ナレーションが素敵で、より感動致しました。