ありがとう
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この小説の舞台は銀座にある文房具店・四宝堂(しほうどう)。
店を一人で切り盛りするのは、宝田硯(たからだけん)。
お店には、悩みや困りごとを抱えた人たちが訪れ、
心のうちを硯さんに打ち明けていきます。
硯さんの文房具店の店主らしい提案と言葉かけで
どんよりしていた人々の心が温かくなっていくところに
読み手である私も心が温まりました。
私はAudible(オーディブル)で聴きましたが、
ナレーションが素敵で、より感動致しました。