美食を題材にしたグルメミステリーおすすめ小説10選「花の下にて春死なむ」「タルト・タタンの夢」など人気作をご紹介
美食とミステリーを両方楽しめる、最高のグルメ小説を紹介します。犯行現場や事件の手がかりが、食事の中に隠されているという魅力的なストーリー展開が特徴的です。特に、春を愛でながら語る作品や、聖地巡礼のツアーに出かけるファンも多い名作など、多岐に渡るジャンルから選びました。ぜひ、読んで美味しく楽しんでください!
『花の下にて春死なむ 香菜里屋シリーズ1〈新装版〉』
春先のまだ寒い夜。ひとり息を引き取った、俳人・片岡草魚。俳句仲間でフリーライターの飯島七緒は、孤独な老人の秘密を解き明かすべく、彼の故郷を訪れー(表題作)。バー「香菜里屋」のマスター工藤が、客が持ち込む謎を解く連作短編ミステリー。第52回日本推理作家協会賞短編および連作短編集部門受賞作。
作者 | 北森 鴻 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2021年02月16日 |
『タルト・タタンの夢』
商店街の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。シェフ三舟の料理は、気取らない、本当のフランス料理が好きな客の心と舌をつかむものばかり。そんな彼が、客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎をあざやかに解く。常連の西田さんが体調を崩したわけは?フランス人の恋人はなぜ最低のカスレをつくったのか?絶品料理の数々と極上のミステリ。
作者 | 近藤史恵 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2014年04月 |
『Rのつく月には気をつけよう』
湯浅夏美と長江高明、熊井渚の三人は、大学時代からの飲み仲間。毎回うまい酒においしい肴は当たり前。そこに誰かが連れてくるゲストは、定番の飲み会にアクセントをつける格好のネタ元だ。今晩もほら、気持ちよく酔いもまわり口が軽くなった頃、盛り上がるのはなんといっても恋愛話で…。ミステリーファン注目の著者が贈る傑作グルメ・ミステリー。
作者 | 石持浅海 |
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価格 | 628円 + 税 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2010年09月 |
『ビストロ三軒亭の謎めく晩餐』
作者 | 斎藤,千輪 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2018年09月 |
『ときどき旅に出るカフェ』
平凡で、この先ドラマティックなことも起こらなさそうな毎日を過ごす瑛子が近所で見つけたのは日当たりが良い一軒家のカフェ。店主はかつての同僚・円だった。苺のスープなどメニューにあるのは、どれも初めて見るものばかり。旅先で見つけたものを再現し、出しているという。瑛子に降りかかる日常の小さな事件は世界のスイーツによって少しずつほぐれていく。読めば心も満たされる“おいしい”連作短篇集。
作者 | 近藤史恵 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2019年11月14日 |
『風のベーコンサンド 高原カフェ日誌』
作者 | 柴田 よしき |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2018年04月10日 |
『メイン・ディッシュ』
女優・紅林ユリエが小杉隆一と作った劇団『紅神楽』は、推理劇を得意としている。座付き作者の小杉は大の推理マニアなのだ。ある雪の日に、ユリエは三津池修と名乗る男(通称ミケさん)と出会い、一緒に暮らし始めた。過去の経歴が全くわからないミケさんは、プロ顔負けの料理の腕を持っていた。ミケさんと小杉は、『紅神楽』が遭遇する事件で名?迷?推理を繰り広げるが、そんな折り、ユリエとミケさんの生活に大きな変化が訪れる-。謎解きの深い味わいが重奏する垂涎のエンタテインメント。おいしくてせつない、シャープでトリッキーな連作ミステリー。
作者 | 北森鴻 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 1999年03月 |
『禁断のパンダ(上)』
神戸でフレンチスタイルのビストロを営む料理人・柴山幸太は、レストラン評価本で最高の評価を得た店「キュイジーヌ・ド・デュウ」で行われる結婚披露宴に出席。そこで人間離れした味覚を持つ料理評論家、中島と出会う。料理に、ほんの一滴使用された隠し味を当てる幸太に料理人としてのセンスを認めた中島だが、この出会いの裏側では、美食界を揺るがす計画が進んでいた。第6回『このミス』大賞受賞作が文庫化。
作者 | 拓未司 |
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価格 | 523円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2009年10月 |
『グルメ探偵、特別料理を盗む』
ぼくはグルメ探偵。料理関係が専門で、ライバル店で大人気の特別料理のレシピを探り出すという依頼を受けたところだ。さっそく店で至福の味を堪能し、独自の技を駆使して食材、調理方法を突きとめた。調査結果を依頼人に伝えてひと息ついていると、次の依頼人が…あの料理を作ったシェフじゃないか!店の営業妨害をしている人物を見つけてくれ?それって、ぼくのことか!食欲を刺激する美食満載の新シリーズ登場。
作者 | ピーター・キング/武藤崇恵 |
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価格 | 946円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2006年05月 |
『午前二時のグレーズドーナツ』
午前二時にスザンヌのドーナツ作りは始まる。ダウンタウンの端っこにある、ここ“ドーナツ・ハート”は手作りドーナツとコーヒーの店。深夜から始まる仕事は大変だけど、大切なお客さんのためならなんのその。ところがその日、平和な暮らしが一転。看板の照明をつけようとしたところ、夜の闇にまぎれて店の前に死体を投げ捨て走り去った一台の車が。被害者はお店の常連客で、銀行員のパトリック。いったい誰がこんなひどいことを?スザンヌは無料のドーナツを片手に捜査を開始。美味しいドーナツに思わず口がゆるんだ人々から明らかになっていく真相とは…!?ドーナツが思わず食べたくなる、まるくて最高に美味しいシリーズ第一弾。
作者 | ジェシカ・ベック/山本やよい |
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価格 | 921円 + 税 |
発売元 | 原書房 |
発売日 | 2012年05月 |
美食とミステリーが組み合わさった、一風変わったジャンルの小説を紹介してきました。物語の中で、主人公たちが食を通して事件を解決する姿は、食卓に広がる料理を通じて人生を切り拓いていく様子と重なるところがあります。登場する料理は、まるで舞台の一部のような重要な役割を果たしています。そんな美食に溢れた物語に身を任せ、読者の皆様には、食欲とともに、探偵たちの活躍を楽しんで頂ければ幸いです。
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