美食を題材にしたグルメミステリーおすすめ小説10選「花の下にて春死なむ」「タルト・タタンの夢」など人気作をご紹介
美食とミステリーを両方楽しめる、最高のグルメ小説を紹介します。犯行現場や事件の手がかりが、食事の中に隠されているという魅力的なストーリー展開が特徴的です。特に、春を愛でながら語る作品や、聖地巡礼のツアーに出かけるファンも多い名作など、多岐に渡るジャンルから選びました。ぜひ、読んで美味しく楽しんでください!
『花の下にて春死なむ 香菜里屋シリーズ1〈新装版〉』
人生に必要なのは、
とびっきりの料理とビール、
それから、ひとつまみの謎。
三軒茶屋の路地裏にたたずむ、ビアバー「香菜里屋」。
この店には今夜も、大切な思いを胸に秘めた人々が訪れるーー。
優しく、ほろ苦い。
短編の名手が紡ぐ、不朽の名作ミステリー!
第52回日本推理作家協会賞 短編および連作短編集部門受賞作
解説 瀧井朝世
春先のまだ寒い夜。ひとり息を引き取った、俳人・片岡草魚。
俳句仲間でフリーライターの飯島七緒は、孤独な老人の秘密を解き明かすべく、
彼の故郷を訪れーー(表題作)。
バー「香菜里屋」のマスター工藤が、客が持ち込む謎を解く連作短編ミステリー。
| 作者 | 北森 鴻 |
|---|---|
| 価格 | 792円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2021年02月16日 |
『タルト・タタンの夢』
商店街の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。シェフ三舟の料理は、気取らない、本当のフランス料理が好きな客の心と舌をつかむものばかり。そんな彼が、客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎をあざやかに解く。常連の西田さんが体調を崩したわけは?フランス人の恋人はなぜ最低のカスレをつくったのか?絶品料理の数々と極上のミステリ。
| 作者 | 近藤史恵 |
|---|---|
| 価格 | 770円 + 税 |
| 発売元 | 東京創元社 |
| 発売日 | 2014年04月 |
『Rのつく月には気をつけよう』
湯浅夏美と長江高明、熊井渚の三人は、大学時代からの飲み仲間。毎回うまい酒においしい肴は当たり前。そこに誰かが連れてくるゲストは、定番の飲み会にアクセントをつける格好のネタ元だ。今晩もほら、気持ちよく酔いもまわり口が軽くなった頃、盛り上がるのはなんといっても恋愛話で…。ミステリーファン注目の著者が贈る傑作グルメ・ミステリー。
| 作者 | 石持浅海 |
|---|---|
| 価格 | 628円 + 税 |
| 発売元 | 祥伝社 |
| 発売日 | 2010年09月 |
『ビストロ三軒亭の謎めく晩餐(1)』
三軒茶屋にある小さなビストロ。来る人の望みを叶える魔法のような店。料理は本格派、サービスは規格外。どんな事情の客も大歓迎。--ここ『ビストロ三軒亭』には、お決まりのメニューが存在しない。好みや希望をギャルソンに伝えると、名探偵ポアロ好きな若きオーナーシェフ・伊勢優也が、その人だけのオリジナルコースを作ってくれる、オーダーメイドのレストランなのだ。ひと月ほど前までセミプロの舞台役者だった神坂隆一は、姉の紹介でこの店のギャルソンとして働くことに。個性豊かな先輩ギャルソンたちに気後れしつつも、初めて挑んだ接客。だが、担当した女性客が、いろいろな謎を秘めた奇妙な人物であることを、隆一はまだ知らずにいた……。美味しい料理と謎に満ちた、癒しのグルメミステリー。
1〜アントルコート〜 奇妙な客の荷物と残した料理から、シェフが謎の真相に迫る。
2〜ダンドォーマロン〜 スペシャルな七面鳥の栗詰めで、店内で起きた事件を解決!
3〜ラクレット〜 チーズたっぷりの試食会にやって来たのは、なんと3人の魔女?
4〜キッシュ・ロレーヌ〜 シェフがなぜか作れない料理、キッシュに隠された秘密とは。
| 作者 | 斎藤 千輪 |
|---|---|
| 価格 | 704円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2018年09月22日 |
『ときどき旅に出るカフェ』
氷野照明に勤める奈良瑛子が近所で見つけたのは、カフェ・ルーズという小さな喫茶店。そこを一人で切り盛りしているのは、かつての同僚・葛井円だった。海外の珍しいメニューを提供する素敵な空間をすっかり気に入った瑛子は足しげく通うように。会社で起こる小さな事件、日々の生活の中でもやもやすること、そして店主の円の秘密ーー世界の食べ物たちが解決のカギとなっていく。読めば心も満たされる“おいしい"連作短編集。
| 作者 | 近藤史恵 |
|---|---|
| 価格 | 693円 + 税 |
| 発売元 | 双葉社 |
| 発売日 | 2019年11月14日 |
『風のベーコンサンド 高原カフェ日誌』
心の痛みに効く、とびっきりのカフェご飯!
東京の出版社をやめ、百合が原高原にカフェを開業した奈穂。
かつてペンションブームに沸いたが、今はやや寂びれ気味の高原にやってきたのは、離婚を承諾しないモラハラの夫に耐えかね、自分の生活を変えるためだった。
そんな背水の陣ではじめた奈穂のカフェには、さまざまな人が訪れる──。
離れた娘を思う父、農家の嫁に疲れた女性、昔の恋に思いを残した経済アドバイザー……。
「ひよこ牧場」のバターやソーセージ、「あおぞらベーカリー」の天然酵母のパンや地元の有機野菜など、滋味溢れる食材で作られた美味しいご飯は、そんな人々に、悩みや痛みに立ち向かう力を与えれくれる。
奈穂のご飯が奇跡を起こす6つの物語。
ジューシーなチキンのコンフィとモミジイチゴをのせたベビーリーフサラダ/
高原野菜と鶏肉のチーズクリームシチュー/特製さくさくベーコンサンド
/“男前な口どけ”のイチゴ入り泡雪羹/5種類のお豆のカレー/
蕪と水菜と胡桃のサラダ/百合根のポタージュ/薔薇のシロップに漬けたくずきり…etc.
女性を主人公に多くのベストセラーを輩出してきた著者が、自らレシピを試して「絶対においしいものだけ」がぎっしり詰まった連作集は、読者に栄養をたっぷり届けます。
解説は漫画家の野間美由紀さん。
──人間の心の機微の中にはいつも謎が隠れている。そんな謎を優しい目線で描いたこの小説も、紛れもなく上質なミステリーなのである。(解説より)
料理研究家の高山かづえさんが作る高原カフェレシピも特別収録!
| 作者 | 柴田 よしき |
|---|---|
| 価格 | 748円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2018年04月10日 |
『メイン・ディッシュ』
| 作者 | 北森 鴻 |
|---|---|
| 価格 | 1円 + 税 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 |
『禁断のパンダ(上)』
神戸でフレンチスタイルのビストロを営む料理人・柴山幸太は、レストラン評価本で最高の評価を得た店「キュイジーヌ・ド・デュウ」で行われる結婚披露宴に出席。そこで人間離れした味覚を持つ料理評論家、中島と出会う。料理に、ほんの一滴使用された隠し味を当てる幸太に料理人としてのセンスを認めた中島だが、この出会いの裏側では、美食界を揺るがす計画が進んでいた。第6回『このミス』大賞受賞作が文庫化。
| 作者 | 拓未司 |
|---|---|
| 価格 | 523円 + 税 |
| 発売元 | 宝島社 |
| 発売日 | 2009年10月 |
『グルメ探偵、特別料理を盗む (ハヤカワ・ミステリ文庫 キ 8-1)』
| 作者 | ピーター キング/King,Peter/崇恵, 武藤 |
|---|---|
| 価格 | 1400円 + 税 |
| 発売元 | 早川書房 |
| 発売日 |
『午前二時のグレーズドーナツ』
午前二時にスザンヌのドーナツ作りは始まる。ダウンタウンの端っこにある、ここ“ドーナツ・ハート”は手作りドーナツとコーヒーの店。深夜から始まる仕事は大変だけど、大切なお客さんのためならなんのその。ところがその日、平和な暮らしが一転。看板の照明をつけようとしたところ、夜の闇にまぎれて店の前に死体を投げ捨て走り去った一台の車が。被害者はお店の常連客で、銀行員のパトリック。いったい誰がこんなひどいことを?スザンヌは無料のドーナツを片手に捜査を開始。美味しいドーナツに思わず口がゆるんだ人々から明らかになっていく真相とは…!?ドーナツが思わず食べたくなる、まるくて最高に美味しいシリーズ第一弾。
| 作者 | ジェシカ・ベック/山本やよい |
|---|---|
| 価格 | 921円 + 税 |
| 発売元 | 原書房 |
| 発売日 | 2012年05月 |
美食とミステリーが組み合わさった、一風変わったジャンルの小説を紹介してきました。物語の中で、主人公たちが食を通して事件を解決する姿は、食卓に広がる料理を通じて人生を切り拓いていく様子と重なるところがあります。登場する料理は、まるで舞台の一部のような重要な役割を果たしています。そんな美食に溢れた物語に身を任せ、読者の皆様には、食欲とともに、探偵たちの活躍を楽しんで頂ければ幸いです。
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