心理戦・頭脳戦を描いた小説10選

皆さん、こんにちは!今日は、"頭脳戦が繰り広げられる小説"をピックアップしてみました。計略と推理が交錯する世界で、読者の皆さんも腕試しはいかがですか。ゲームに身を投じた青年、まるでチェスのように人間を操る天才、己の理論を貫き通す異色の探偵、果ては生死を賭けた極限状況下での戦い…。全ては読者の皆さんの心を揺さぶるために。スリリングな展開、息を呑むような緊張感に包まれた読後感は、刺激的な読書体験をお約束します。頭脳をフル回転させて、結末を予想しちゃってくださいね。
『ジョーカー・ゲーム』

”魔王”--結城中佐の発案で陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校”D機関”。その異能の精鋭達が緊迫の諜報戦を繰り広げる! 吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞に輝く究極のスパイミステリ。
作者 | 柳 広司 |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2011年06月23日 |
『推理大戦』

日本のある富豪が発見したという「聖遺物」。
世界的にも貴重なその「聖遺物」を手に入れるため、世界中のカトリックそして正教会は、威信と誇りをかけ「名探偵」を探し始めた。
いったい、なぜ?
それは、「聖遺物争奪」のために行われる、前代未聞の「推理ゲーム」に勝利するため。
アメリカ、ウクライナ、日本、ブラジルーー。選ばれた強者たちは、全員が全員、論理という武器だけでなく「特殊能力」を所有する超人的な名探偵ばかりだった。つまり、全員が最強。しかし勝者は、たったひとりだけ。
つまり、真の名探偵も、たったひとりーー。
世界最強の名探偵は、誰だ?
作者 | 似鳥 鶏 |
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価格 | 935円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2023年11月15日 |
『黄色い夜』

東アフリカの大国エチオピアとの国境付近。ルイこと龍一は、そこで知り合ったイタリア人の男・ピアッサとE国へ潜入した。バベルの塔を思わせる巨大な螺旋状の塔内に存在する無数のカジノが、その国の観光資源だった。そこは、砂漠のなかに屹立するギャンブラーたちの魔窟。上階へ行くほど賭け金は上がり、最上階では国王自らがディーラーとなり、国家予算規模の賭け金で勝てば、E国は自分のものになるという……。奪われたものを取り戻すために、そして、この国を乗っ取るために、巨大なカジノ・タワーの最上階を目指せ! 注目の作家が放つ、最新ギャンブラーズ小説。『岩元先輩ノ推薦』『ぬらりひょんの孫』の椎橋寛氏による描き下ろしカバーで文庫化。【著者略歴】宮内悠介(みやうち・ゆうすけ)1979年、東京都生まれ。92年までニューヨークに在住。早稲田大学第一文学部英文学科卒業。2010年、「盤上の夜」で第1回創元SF短編賞(山田正紀賞)でデビュー。主な著作に『盤上の夜』(第147回直木賞候補、第33回日本SF大賞受賞)『ヨハネスブルグの天使たち』(第34回日本SF大賞特別賞受賞)『エクソダス症候群』『アメリカ最後の実験』(第29回山本周五郎賞候補)『彼女がエスパーだったころ』(第38回吉川英治文学新人賞受賞)『スペース金融道』『月と太陽の盤 碁盤師・吉井利仙の事件簿』『カブールの園』(第156回芥川賞候補、第30回三島賞受賞)『あとは野となれ大和撫子』(第157回直木賞候補、第49回星雲賞(日本長編部門)受賞)『ディレイ・エフェクト』(第158回芥川賞候補)『超動く家にて 宮内悠介短編集』『偶然の聖地』『遠い他国でひょんと死ぬるや』など。
作者 | 宮内悠介/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2023年11月17日 |
『地雷グリコ(1)』

射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。
平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとはーーミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。
地雷グリコ
坊主衰弱
自由律ジャンケン
だるまさんがかぞえた
フォールーム・ポーカー
作者 | 青崎 有吾 |
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価格 | 1925円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年11月27日 |
『スパイ教室01 《花園》のリリィ (富士見ファンタジア文庫)』

作者 | 竹町/トマリ |
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価格 | 644円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年01月18日 |
『その可能性はすでに考えた』

山村で起きたカルト宗教団体の斬首集団自殺。唯一生き残った少女には、首を斬られた少年が自分を抱えて運ぶ不可解な記憶があった。首無し聖人伝説の如き事件の真相とは? 探偵・上苙丞(うえおろじょう)はその謎が奇蹟であることを証明しようとする。論理(ロジック)の面白さと奇蹟の存在を信じる斬新な探偵にミステリ界激賞の話題作。
第16回 本格ミステリ大賞候補
ミステリが読みたい! 2016年版(早川書房)
2016本格ミステリ・ベスト10(原書房)
このミステリーがすごい! 2016年版(宝島社)
週刊文春ミステリーベスト10 2015年(文藝春秋)
読者に勧める黄金の本格ミステリー(南雲堂)
キノベス!2016(紀伊國屋書店)
次々とランクインを果たした注目作がついに文庫化!
山村で起きたカルト宗教団体の斬首集団自殺。
唯一生き残った少女には、首を斬られた少年が自分を抱えて運ぶ不可解な記憶があった。
首無し聖人伝説の如き事件の真相とは?
探偵・上苙丞(うえおろじょう)はその謎が奇蹟であることを証明しようとする。
論理(ロジック)の面白さと奇蹟の存在を信じる斬新な探偵にミステリ界激賞の話題作。
第一章 吉凶莫測
第二章 避坑落井
第三章 坐井観天
第四章 黒寡妃球腹蛛
第五章 女鬼面具
第六章 万分可笑
作者 | 井上 真偽 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2018年02月15日 |
『君のクイズ』

面白すぎる!! 驚くべき謎を解くミステリーとしても最高だし、こんなに興奮する小説に出会ったのも久しぶり。頼まれてもいないのに「推薦コメントを書かせて!」とお願いしてしまいました。小川哲さん、ほんとすごいな。--伊坂幸太郎氏一度本を開いたらもう終わりだ。面白すぎてそのまま読み切ってしまった。熱くて、ワクワクして、予想もつかない感動が襲ってくる。ミステリーでも、バトルものでも、人生ドラマでもある。でもそれだけじゃない。ジャンルはたぶん「面白い小説」だ。--佐久間宣行氏 * * * *『ゲームの王国』『嘘と正典』『地図と拳』。一作ごとに現代小説の到達点を更新し続ける著者の才気がほとばしる、唯一無二の<クイズ小説>が誕生しました。雑誌掲載時から共同通信や図書新聞の文芸時評等に取り上げられ、またSNSでも盛り上がりを見せる、話題沸騰の一冊です!ストーリー:生放送のTV番組『Q-1グランプリ』決勝戦に出場したクイズプレーヤーの三島玲央は、対戦相手・本庄絆が、まだ一文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たすという不可解な事態をいぶかしむ。いったい彼はなぜ、正答できたのか? 真相を解明しようと彼について調べ、決勝戦を1問ずつ振り返る三島はやがて、自らの記憶も掘り起こしていくことになりーー。読めば、クイズプレーヤーの思考と世界がまるごと体験できる。人生のある瞬間が鮮やかによみがえる。そして読後、あなたの「知る」は更新される! 「不可能犯罪」を解く一気読み必至の卓抜したミステリーにして、エモーショナルなのに知的興奮に満ちた超エンターテインメント!『地図と拳』にて第168回直木賞を受賞した小川哲さんの、
新たな魅力あふれる極上のエンターテインメント作品であり、もう一つの代表作です!
作者 | 小川哲 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2022年10月07日 |
『Fake (幻冬舎文庫 い 18-4)』

作者 | 五十嵐 貴久 |
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価格 | 838円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 |
『スウィンダラーハウス = SWINDLER HOUSE』

作者 | 根本,聡一郎,1990- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2024年06月 |
『ゲームの名は誘拐』

敏腕広告プランナー・佐久間は、クライアントの重役・葛城にプロジェクトを潰された。葛城邸に出向いた彼は、家出してきた葛城の娘と出会う。“ゲームの達人”を自称する葛城に、二人はプライドをかけた勝負を挑む。娘を人質にした狂言誘拐。携帯電話、インターネットを駆使し、身代金三億円の奪取を狙う。犯人側の視点のみで描く、鮮烈なノンストップ・ミステリー。
作者 | 東野 圭吾 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2005年06月14日 |
以上、心理戦・頭脳戦を描いた小説10選を紹介いたしました。心躍る駆け引き、緻密な計算、見事なる頭脳劇にはまさに胸を打たれるものがありますよね。心理戦や頭脳戦は、状況や立場によって最適な戦略は絶えず変化します。その中で主人公たちがどのように勝利を勝ち取るのか。一筋縄ではいかない相手にどう立ち向かうのか。その瞬間瞬間に読み手も一緒に考え、感じることができるのがこのジャンルの魅力です。
また、こうした作品を通して、人間の心理や行動原理、複雑な人間関係、社会や倫理についても考える機会を与えてくれます。人間の持つ深淵でありながら美しい部分を描き出すことで、読者に深い感動を与えてくれるのも心理戦・頭脳戦の作品の醍醐味です。
このジャンルはまだまだ奥が深いです。紹介した作品はあくまで一例であり、心理戦・頭脳戦を扱った作品はもっとたくさんあります。本ランキングに載っていない作品にも、それぞれに個性と魅力が詰まっています。何が正解で、何が真実なのか。友情なのか裏切りなのか。そんな緊迫感を味わいたい方は、ぜひとも他の作品にも手を伸ばしてみてください。
最後になりましたが、読書は人生を豊かにする素晴らしい趣味です。本を読むことで、見たこともない世界を見たり、未知の体験をできたりします。また、それは勇気や希望を与えてくれることもあります。どうぞこれからも、いろいろな作品に触れて、その世界観に浸ってみてくださいね。心から本の続きを楽しんでいただけますよう、願っております。
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