謎のウイルスが蔓延!感染症ミステリーおすすめ小説10選「夏の災厄」「パルウイルス」など名作をご紹介

謎のウイルスが猛威をふるう現代社会。そんな中、感染症を扱った小説が注目されています。夏の季節にぴったりの作品から、恐怖を感じるパルウイルスまで、独自のストーリー展開が魅力の名作を10作品紹介します。病原体に対する科学的な情報に注目し、その中で主人公たちが繰り広げるサスペンスにも注目です。唸らざるを得ない展開に、一気に読み進めたくなる読み応えがあります。感染症に関心がある方はもちろん、そうでない方にもおすすめのジャンルです。この夏、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。
『夏の災厄』

平凡な郊外の町に、災いは舞い降りた。熱に浮かされ、けいれんを起こしながら倒れる住民が続出。彼らは日本脳炎と診断された。撲滅されたはずの伝染病が、なぜ今頃蔓延するのか? 保健センターの職員による感染防止と原因究明は、後手に回る行政の対応や大学病院の圧力のため難航する。その間にもウイルスは住民の肉体と精神をむしばみ続けーー。
20年以上前から現代生活のもろさに警鐘を鳴らしていた、戦慄のパンデミック・ミステリ。
解説 海堂尊
作者 | 篠田 節子 |
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価格 | 924円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2015年02月25日 |
『パルウイルス』

すでに話題沸騰、米国発売決定の衝撃作!
歴史上もっとも多く人の命を奪ったのは、戦争ではなくウイルスだ。
『首都感染』の著者が警告する、コロナを遥かに凌駕する未知なるウイルスの覚醒。
コロナ禍においてアメリカ疾病予防管理センター(CDC)で顧問として働き、ニューヨークのコロナ対策に尽力した遺伝子工学の研究者カール・バレンタインは、
旧知のニックに仕事を依頼され、極秘にバイオ医薬品企業ナショナルバイオ社のP3ラボを訪れた。
感染力のあるウイルスやバクテリアを扱うP3ラボ内で、カールは未知のウイルスを発見する。
そのウイルスは死んではいたが、凶暴なエボラウイルスに似たものだった。
「もしこのウイルスが活性化したら……」。カールの懸念をニックは一顧だにしない。
だがニックだけでなく多くの者が発症し、次第に感染者が増えていく。
事態を収束させるために尽力するカール。
そしてウイルスを生物兵器に利用しようとする存在がちらつきはじめーー。
作者 | 高嶋 哲夫 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2023年03月02日 |
『ヒポクラテスの試練』

伝染る謎の“肝臓がん”が日本を襲う?
法医学の権威・光崎教授をうろたえさせた未知なる感染症とは?
法医学ミステリー第3弾
死因はMRIにも映らない、急激に悪化した肝臓がん?--浦和医大法医学教室の光崎藤次郎教授のもとに、急死した前都議会議員の司法解剖の依頼がきた。埼玉県警の古手川が捜査すると、毒殺の疑いが浮上。だが光崎は、別の死因をつきとめる。法医学の権威の動揺ぶりに、得体の知れない恐怖を感じた助教の栂野真琴たち。さらに、都議会関係者から第二の犠牲者が!
作者 | 中山七里 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2021年12月10日 |
『首都感染』

作者 | 高嶋,哲夫,1949- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2013年11月 |
『復活の日』

作者 | 小松,左京,1931-2011 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 1998年01月 |
『赤い砂』

男が電車に飛び込んだ。現場検証を担当した鑑識係・工藤は、同僚の拳銃を奪い自らを撃った。電車の運転士も自殺。そして、拳銃を奪われた警察官も飛び降りる。工藤の親友の刑事・永瀬遼が事件の真相を追う中、大手製薬会社に脅迫状が届く。「赤い砂を償え」--自殺はなぜ連鎖するのか? 現代(いま)を映し出した書き下ろし傑作!
いきなり文庫!
『代償』50万部突破
『悪寒』30万部突破の著者が放つ
感染症×警察小説
国立疾病管理センター職員、鑑識係、電車の運転士、交通課の警察官
ーー4人の死の共通点は、
「突然錯乱し、場合によっては他者を傷つけ、最後は自殺する」こと。
彼らに何が起きたのかーー?
第一部 感染《二〇〇〇年七月》
第二部 潜伏《二〇〇三年七月》
第三部 発症《二〇〇三年八月》
あとがき
作者 | 伊岡 瞬 |
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価格 | 902円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2020年11月10日 |
『白の闇』

「いいえ、先生、わたしは眼鏡もかけたことがないのです」。突然の失明が巻き起こす未曾有の事態。運転中の男から、車泥棒、篤実な目医者、美しき娼婦へと、「ミルク色の海」が感染していく。善意と悪意の狭間で人間の価値が試される。ノーベル賞作家が、「真に恐ろしい暴力的な状況」に挑み、世界を震撼させた傑作長篇。
作者 | ジョゼ・サラマーゴ/雨沢 泰 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2020年03月06日 |
『パンドラの少女』

作者 | Carey,M.R.,1959- 茂木,健,1959- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2016年04月 |
『滅びの園』

ある日、上空に現れた異次元の存在、<未知なるもの>。
それに呼応して、白く有害な不定形生物<プーニー>が出現、無尽蔵に増殖して地球を呑み込もうとする。
少女、相川聖子は、着実に滅亡へと近づく世界を見つめながら、特異体質を活かして人命救助を続けていた。
だが、最大規模の危機に直面し、人々を救うため、最後の賭けに出ることを決意する。
世界の終わりを巡り、いくつもの思いが交錯する。壮大で美しい幻想群像劇。
作者 | 恒川 光太郎 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年05月21日 |
『鹿の王. 1』

作者 | 上橋,菜穂子,1962- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年06月 |
今回、謎のウイルスが蔓延する中、感染症ミステリーの小説をご紹介しました。これらの作品は、疫病や感染症などが引き起こす人間ドラマや、ウイルスの謎に迫る興奮が味わえます。一つ一つの作品には独自の魅力があり、読者の皆さんにはぜひお勧めしたい作品ばかりです。私自身も、それぞれの作品から新たな気づきや発見を得られました。このような時期だからこそ、感染症について考える機会を持ち、自身の生活に取り入れて備えるのも必要かもしれません。どの作品も非常にオススメなので、ぜひ手に取っていただき、ご自身の目でこの世界を体験していただけたら幸いです。
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