昭和50年の東海道新幹線、それも0系の運転台の様子が、めちゃくちゃリアルに描かれていて、当時の空気感がビシビシ伝わってきました。新人運転士さんの緊張感とか、先輩運転士さんの的確な指示とか、もうドキドキハラハラしっぱなし。
それに、当時の沿線の風景とか、駅の様子とか、懐かしすぎて胸が熱くなりました。今の新幹線とは全然違う、アナログな感じが、逆に新鮮で面白かったです。
国鉄時代に新幹線運転士だったにわあつし氏原作による鉄道マンガ。2人体制で運転していた国鉄時代の東海道新幹線0系の運転台での出来事が克明なマンガで蘇ります。舞台は昭和50年の「ひかり105号」岡山行き。にわあつし氏が新幹線運転士として一本立ちして初めて運転する東京〜新大阪間の乗務風景を描きます。乗務前の運転区から実際に新幹線に乗り込むまでの行動パターンや、運転台計器の指差喚呼、先輩運転士とのやり取りなど、新人運転士が挑む新幹線運転の様子がリアルに描かれています。
第1話 ひかり号初乗務
第2話 東京〜新横浜 制限90
第3話 新横浜〜小田原 徐行
第4話 小田原〜三島 トンネル×17
第5話 三島〜静岡 富士山ショータイム
第6話 静岡〜浜松 コーヒータイム
第7話 浜松〜豊橋 運転台からの絶景
第8話 豊橋〜名古屋 トンネルのお化け
第9話 名古屋〜岐阜羽島 オーバーラン
第10話 岐阜羽島〜米原 関ヶ原の勾配運転
第11話 米原〜京都〜新大阪 京都から『トンボ返り』の新大阪へ
昭和50年の東海道新幹線、それも0系の運転台の様子が、めちゃくちゃリアルに描かれていて、当時の空気感がビシビシ伝わってきました。新人運転士さんの緊張感とか、先輩運転士さんの的確な指示とか、もうドキドキハラハラしっぱなし。
それに、当時の沿線の風景とか、駅の様子とか、懐かしすぎて胸が熱くなりました。今の新幹線とは全然違う、アナログな感じが、逆に新鮮で面白かったです。