現代社会における女性の生きづらさや、日常に潜む性差別を鋭く描いた作品で、読んでいて胸が痛くなりました。主人公のジヨンが経験する数々の理不尽な出来事に共感し、彼女の苦しみや葛藤がひしひしと伝わってきます。特に、社会の中で女性がどれほど無意識に抑圧されているかを改めて考えさせられました。物語は静かでありながらも力強く、ジヨンの声が心に響きます。女性として、また人として、社会の在り方について深く考えさせられる一冊でした。
キム・ジヨンの半生を克明に振り返り、女性が出会う差別を描き絶大な共感を得たミリオンセラー、ついに文庫化!解説=伊東順子 文庫版解説=ウンユ
BTS・RM、少女時代・スヨン、Red Velvet・アイリーンも言及。韓国で社会現象を巻き起こし、チョン・ユミ コン・ユ共演で映画化。
「これは、わたしの物語だ」
韓国136万部、日本23万部、32の国・地域で翻訳、
韓国文学やフェミニズム隆盛の契機となり、絶大な共感で世界緒揺るがした〈事件的〉小説、待望の文庫化!
「女性たちの絶望が詰まったこの本は、未来に向かうための希望の書」――松田青子
「フェミニズムって、実は学問でも思想でもなく、女性たちの日常の中にある。それは生きるものであり、暮らすものだ。ということを小説にしたからこんなにパワフルなんだと思う。日本のキム・ジヨンも読みたくなった。」――ブレイディみかこ
「これは女性だけの物語ではない。フェミニズムに抵抗がある人にも読んで欲しいし、一緒に考えるべき一冊だと思う。10年後のキム・ジヨンがどんな人生を送っているか、それは今を生きる私たちにかかっている。」――村田沙耶香
「誰もが一度は気になったことがあるかもしれないけどやり過ごしていたこと、或いは疑問も抱かず当たり前だと思っていたことに今更ながら気づきを与えてくれる。」――和田彩花
キム・ジヨンの人生を克明に振り返る中で、女性が人生で出会う差別を描き、絶大な共感で世界を揺るがした〈事件的〉小説、待望の文庫化! BTSのRMらが言及、チョン・ユミ、コン・ユ共演で映画化。韓国で136万部、日本で23万部を突破。フェミニズム、韓国文学隆盛の契機となる。文庫化にあたり、新たな著者メッセージと訳者あとがき、評論を収録。
解説=伊東順子 評論=ウンユ
目次
二〇一五年秋
一九八二年~一九九四年
一九九五年~二〇〇〇年
二〇〇一年~二〇一一年
二〇一二年~二〇一五年
二〇一六年
原注
著者あとがき
日本の読者の皆さんへ
文庫版に寄せて 著者からのメッセージ
解説 伊東順子
評論『82年生まれ、キム・ジヨン』以後に女性が語り、書くということ ウンユ
訳者あとがき
文庫版訳者あとがき
すべて見る
新着の本
祝祭のハングマン

ダーウィンズゲーム 27

ダーウィンズゲーム 26

ダーウィンズゲーム 25

ダーウィンズゲーム 24

ダーウィンズゲーム 23

ダーウィンズゲーム 22

インゴシマ (1)
すべて見る
30日間で人気のまとめ記事





すべて見る
小説のまとめ記事





すべて見る
おすすめのまとめ記事





すべて見る
漫画のまとめ記事





すべて見る
自己啓発のまとめ記事




