北欧の国と言えば、福祉が充実していて幸福度が高そうだというイメージを持つ日本人は多いのではないかなと思います。
実態はどうなのか?
想像とは違うフィンランドの姿が浮かび上がってきます。
高校生でも読み進められる本だと思いますので、小論文対策をしている文系の高校生にもオススメできる本です。
社会学者の古市憲寿がフィンランドを取材し書き上げた社会文化論
フィンランドと言うと社会福祉制度が発達し、教育水準が高く幸福度も世界上位のイメージがあったが、その考えに一石を投じる。
意外にも自殺率が高かったり、教員の裁量が大きく、一部の学校教育が国全体の教育と解釈されるなど初めて知るフィンランドの一面が新鮮だった。