ありがとう
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太田光さんらしいユーモアと鋭い社会批評が満載の一冊だと感じました。彼の軽妙な語り口の中に、現代社会の矛盾や問題点を鋭く突いている部分があり、思わず笑ってしまうけど、どこか背筋が寒くなるような感覚も覚えました。
特に、社会や人間の愚かさをネタにしながらも、その奥にある深い問題に気づかせてくれる点が印象的でした。笑いの中に隠された真実を見抜く力を感じ、ただのエンタメにとどまらず、社会を批判的に見る目を養えるような気がします。