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下村晃平『ネオリベラリズム概念の系譜 1834-2022』は、近代以降の経済思想と政策の変遷を通して、ネオリベラリズムという概念の歴史的・理論的展開を整理した学術書です。古典的自由主義から現代の市場原理主義までの流れを丁寧に追い、政治経済学・社会政策との関係も分析。ネオリベラリズムがどのように正義や公共性の議論に影響を与えてきたかを明らかにしており、思想史や現代社会の政策理解に不可欠な知見を提供する一冊です。