競馬がテーマの小説10選

競馬の世界は一見すると華やかな賭け事のように見えますが、裏には人間ドラマや馬との絆、すさまじい戦略やテクニックが隠されています。その熱き情熱と頭脳戦を描いた小説を10作、今回は紹介します。競馬好きはもちろん、馬にはあまり興味ない方にもおススメです。馬主や調教師、騎手や馬自身の視点から、競馬の舞台を織り成すエピソードをたっぷり味わっていただけます。ラストまでハラハラドキドキ、そして感動のフィナーレまで、一緒に競馬の奥深さを探求しませんか。盛り上がること間違いなしですよ!
『12ハロンのチクショー道 = TWELVE FURLONG GOLDEN BEAST ROAD』

作者 | 野井,ぷら |
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価格 | 不明 |
発売元 | オーバーラップ |
発売日 | 2021年12月 |
『ザ・ロイヤルファミリー』

継承される血と野望。届かなかった夢のためーー子は、親をこえられるのか? 成り上がった男が最後に求めたのは、馬主としての栄光。だが絶対王者が、望みを打ち砕く。誰もが言った。もう無理だ、と。しかし、夢は血とともに子へ継承される。馬主として、あの親の子として。誇りを力に変えるため。諦めることは、もう忘れたーー。圧倒的なリアリティと驚異のリーダビリティ。誰もが待ち望んだエンタメ巨編、誕生。
作者 | 早見 和真 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2019年10月30日 |
『競馬の終わり』

作者 | 杉山,俊彦,1977- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2017年07月 |
『陽気な馬券師〈第1部〉 (1980年)』

作者 | 新橋 遊吉 |
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価格 | 4612円 + 税 |
発売元 | グリーンアロー出版社 |
発売日 |
『強襲』

作者 | Francis,Felix,1953- 北野,寿美枝,1959- |
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価格 | 不明 |
発売元 | イースト・プレス |
発売日 | 2015年02月 |
『ブリーダーズ・ロマン』

作者 | 島田,明宏,1964- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2023年12月 |
『奇蹟の馬 サイレンススズカ』

それはもはやレースではなく、サイレンススズカという馬ただ一頭のパフォーマンスのためにショーアップされた舞台のようなものだった──(「奇蹟の馬 サイレンススズカ」より)。
常に美と速く走ることだけを追求し、進化を強制された芸術、サラブレッド。
人間が作り出した競馬という舞台で輝いた名馬たちの物語を鮮烈に描いた感動ドキュメント!
作者 | 柴田 哲孝 |
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価格 | 858円 + 税 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2022年04月15日 |
『黄金旅程 : EgonUrrea』

作者 | 馳,星周,1965- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2021年12月 |
『きみはジョッキー』

あきらめるにはまだ早いーー
逆境に勝つ! 青春スポーツ小説
怪我が原因で、サッカー選手という幼い頃からの夢を失った山辺啓。
そんな啓の前に、廃止寸前の地方競馬場の新人女性騎手、新川奈津が現れた。
ひたむきな奈津の姿に心動かされ、もう一度熱い気持ちを取り戻した啓は、
彼女を支えるため厩務員になることを決意する。
逆境でもあきらめずに夢を追い続ける若者の姿を描いた、
思わず胸が熱くなる青春スポーツ小説、文庫オリジナルで登場!
〈解説・吉田伸子〉
作者 | 松樹 剛史 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2015年01月02日 |
『蒼のファンファーレ』

爽やかな涙を呼ぶスポーツエンタメ決定版!
「藻屑の漂流先」と揶揄されていた緑川厩舎のメンバー達。
廃業寸前だった彼らが、芦原瑞穂という女性騎手の真摯な姿勢と情熱で生まれ変わり、G1の桜花賞に挑戦、惨敗した翌年。
場違いな超良血馬がやってくる。馬主はマスメディアでも有名な風水師。
何もかも謎めいている彼は、厩舎を立て直すきっかけとなった馬(フィッシュアイズ)との勝負を望んでくる。その狙いとは・・・・。
母との関係に揺れる誠、初めての恋愛感情に戸惑う瑞穂、昔の恋人と出会ってしまう光司・・・。
様々な出来事、思いを乗り越えて、再び心が一つになった厩舎のメンバー達。目指すのは、再び、G1。チャンピオンズカップ。
心に傷を抱えたはみ出し者たちが再び一丸となって臨む、大きな大きな夢の行方は・・・?
【編集担当からのおすすめ情報】
お待たせいたしました!愛すべき緑川厩舎のメンバーが戻ってきました。前編となる小説「風の向こうへ駆け抜けろ」は、馬好き、競馬好きの方々はもちろん、多くの方から応援していただいた一冊となりました。おかげさまで、この「蒼のファンファーレ」は、JRA発行の「優駿」誌上にて、13回連載させていただくことになり、好評を博しました。「この小説が大好きだったんです」という声をいまだにいただき、秋には「風の向こうへ駆け抜けろ」のNHKラジオドラマ化も決まりました。
現在大人気の藤田菜七子騎手も愛読者の一人。今回、この「蒼のファンファーレ」オビコメントと、同時文庫化する「風の向こうへ駆け抜けろ」巻末では「私にとって大切な小説」という特別寄稿をくださっています。
心に傷を抱えながらも前を向くはみ出し者達の絆と冒険を、どうぞご堪能ください。そして、一緒に闘い、笑い、涙してください。きっと明日を生きる勇気がわいてくるはずです。
どうぞよろしくお願いいたします。
目次
プロローグ 4
1 厩舎 6
2 予言 20
3 新馬 28
4 予兆 40
5 食卓 50
6 電話 62
7 麗人 73
8 会見 87
9 血統 100
10 過去 121
11 自覚 134
12 牽制 143
13 不在 153
14 誓い 165
15 落涙 186
16 京都 197
17 岐路 208
18 誘い 225
19 伏兵 230
20 中京 241
21 発声 257
22 G1 264
23 好敵 286
エピローグ 303
作者 | 古内 一絵 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2017年06月29日 |
それでは、今回は競馬を舞台にした、スリルと感動を秘めた10作品の小説をご紹介させていただきました。レースの結果に一喜一憂する場面はもちろん、馬や騎手、そして馬主たちの人間模様を描き出した作品は、競馬ファンでなくとも心揺さぶられるものばかりです。
競馬というテーマは、人間の勇気、努力、挫折、成長といったドラマを生む素晴らしい舞台。馬たちの力強い走りや、騎手たちの決断は、まさに人生そのものです。そんな競馬を軸にストーリーが紡がれる作品を通じて、読者は様々な感情を経験します。かけがえのない友情、切ない恋心、痛みを伴う成長、そして願いが叶う喜び。数多くの感情が交錯する中で、競争とは何か、人生とは何かを改めて問うきっかけにもなるでしょう。
はじめて競馬をテーマにした小説に手を伸ばす方も、すでに競馬小説の魅力を知っている方も、読者の心に残る一冊を見つけるきっかけになれば幸いです。これらの作品に込められた情感に触れることで、きっと新たな視点から競馬を楽しむことができます。
競馬を深く知ることで、その舞台裏にある人間のストーリーを感じ取ることができます。それぞれの作品が持つ独自の世界観と魅力を、ぜひ楽しんでみてください。そして、驚きや発見、共感や感動を通じて人生の豊かさを感じ取っていただければ、と思います。どの作品も、あなたの「お気に入り」になる可能性を秘めています。次はどの作品を手に取るか、楽しみながら選んでみてくださいね。以上、競馬をテーマにした小説10選のご紹介でした。
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