『希望とは何か オプティミズムぬきで語る』テリー・イーグルトン著(大橋洋一訳)は、希望を単なる楽観やポジティブ思考としてではなく、現実を直視したうえでの行動や価値判断として考察する哲学的論考です。著者は文学や歴史、社会的事例を参照しながら、希望の本質や役割、危うさについて深く分析しています。読後は、単純な楽観ではなく、困難や不確実性に立ち向かう中での希望の意義を理解でき、自分の生き方や社会との関わり方を考える視点が広がる内容でした。
この記事はアフィリエイト広告を利用しており、広告の収益で運営しています。
作品詳細を開く
発売日: 2022年03月14日
発行元: 岩波書店
オプティミズムでもなく、社会の進歩を信じきるのでもなく、絶望の果ての、荒廃のあとに残される希望から考える。シェイクスピア、キルケゴール、トマス・アクィナス、ヴィトゲンシュタイン、カント、ベンヤミン、エルンスト・ブロッホらのテクストを読み解きながら、『文学とは何か』の著者が語る、逆説としての希望論。
はじめに
凡例
第一章 オプティミズムの陳腐さ
第二章 希望とは何か
第三章 希望の哲学者
第四章 希望なき時の希望
訳者あとがき
原注
訳注
索引
新着の本 すべて見る
30日間で人気のまとめ記事 すべて見る
小説のまとめ記事 すべて見る
おすすめのまとめ記事 すべて見る
漫画のまとめ記事 すべて見る
趣味のまとめ記事 すべて見る













