ありがとう
0
田中浩『日本リベラリズムの系譜 ― 朝日選書662』は、日本におけるリベラリズム思想の歴史的展開を概観した学術書です。明治期以降の政治思想や憲法論、戦後民主主義の形成過程を通じて、日本的文脈での自由主義・個人主義の受容と変容を丁寧に分析。西洋リベラリズムとの比較も交えつつ、日本社会における自由、平等、法の支配の理念がどのように展開してきたかを明らかにしており、政治思想史や現代日本のリベラリズム理解に不可欠な一冊です。