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『哲学原論/自然法および国家法の原理』は、トマス・ホッブズの政治哲学・法哲学の主要著作をまとめた書であり、伊藤宏之氏による翻訳で日本語でも読める一冊である。本書では、人間の自然状態、自然権、社会契約、国家の成立と権力の正当性など、ホッブズ思想の核心が体系的に解説されている。政治秩序や法の基礎を哲学的に考察するうえで不可欠な内容であり、近代政治哲学や国家論を学ぶ読者にとって貴重な資料となる一冊である。