ありがとう
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こんな素敵な出会いがあるなんて!!
from E. to E. with love
エリザベスとエドワードが、運命に身をまかせるように、出会いと別れを繰り返す。
「私たちは何度も出会っている。結ばれることはない。でも、離れた瞬間から、会う瞬間を待ち続けているーー生まれる前も、死んだあとも。理由なんて分からないわーーでも、会いたかったのよ。」
この印象的なセリフが、この作品のすべてを言い表しているような気がする。
時間も場所もそれぞれ違うときに出会いがある男女。こんなストーリーがあるの⁉︎って思う程の展開に驚いてしまう。最後は思いもよらない良い終わり方になっている。恩田陸の描く世界に言葉が見つからない。