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金田一耕助最後の事件として、横溝正史が晩年に放った長編推理小説。迷宮入りとなる生首風鈴事件と、その20年後に起こる連続殺人事件の2部構成となっています。最初の事件から解決まで20年を費やした難事件であると同時に、警視庁を定年退職した等々力警部の登場も、時代の流れを感じずにはいられません。その後米国へ渡った名探偵は、誰にも知らせることなく消息を断ちます。感無量の一冊です。
金田一耕助最後の事件として、横溝正史が晩年に放った長編推理小説。迷宮入りとなる生首風鈴事件と、その20年後に起こる連続殺人事件の2部構成となっています。最初の事件から解決まで20年を費やした難事件であると同時に、警視庁を定年退職した等々力警部の登場も、時代の流れを感じずにはいられません。その後米国へ渡った名探偵は、誰にも知らせることなく消息を断ちます。感無量の一冊です。