安部徹也『マンガですぐわかる!ピケティと21世紀の資本論 ― 格差の本質とこれからの私たちがやるべきこと』は、トマ・ピケティの『21世紀の資本』の内容をマンガ形式でわかりやすく解説した入門書です。資本の蓄積や所得格差のメカニズムを視覚的に理解でき、格差社会における個人や社会の対応についても考察。経済学の専門知識がなくても、ピケティ理論の核心と現代社会への示唆を直感的に学べる構成になっています。
ピケティって何? なんで格差ができたの? これから私たちはどうすればいい?
壮大なボリュームのピケティ「21世紀の資本」ですが、実は主旨をまとめると、そんなに難しいものではありません。
本書は、「21世紀の資本」のポイントをマンガでやさしく解説。最後に、著者による今後の提言を踏まえ、普段経済に関心がない方にも読みやすい内容にまとめました。
社会構造を知り、今後どのように豊かになるべきか。さらっと知っておきたい方にお勧めの1冊です。
はじめに
第1章 「21世紀の資本」とは
これからピケティの21世紀の資本についてディスカッションをしようという学校に、フランスからシャルル先生がやってきた!
そこで先生が教えてくれたこととは?
・ピケティとは何者か?
・21世紀の資本とは何か?
・ピケティ以前の格差論(悲観論)
・ピケティ以前の格差論(楽観論)
・ピケティの論の位置づけとは
2章 所得と資本
・所得とは?
・個人所得と国民所得
・資本とは?
・資本の定義と国富
・資本/所得比率
・資本主義の第一基本法則
・経済成長
3章 人がお金を得る2つの方法の割合の変化
・長期的に見た資本/所得比率
・資本主義の第2基本法則
・21世紀の資本/所得比率はどうなるか?
4章 格差のメカニズム
・労働の格差
・資本の格差
・総所得の格差
・労働所得の格差
・資本所有の格差
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・相続の事実
・21世紀における世界的な富の格差
5章 格差の解消
・現代の所得再分配
・教育制度
・累進所得税の導入
・世界的な資本税
・公的債務の問題
6章 格差を前に、ぼくたちができること
・リスクがあると知りながら節約生活を行って給料の10%を投資に回す
・また、自分を資産と見立てて自分への投資を行うことで高いリターンを実現できることに気付く(経営のノウハウを学ぶ)
・1年後株価急上昇し、投資資金が10倍になる
・株式売却資金を元手に起業し、アプリの開発ビジネスを始める
・リリースしたアプリが大ヒットし売上が急成長
・短期間で株式上場を果たす
・莫大な資金を得た主人公は投資家として富を拡大させる一方で慈善事業に力を入れ自ら富の再分配を図る
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