ありがとう
0
「一粒のお米から、おむすび、しめ縄作りまで!バケツ稲づくり」を拝読しました。
都市に住んでいると、お米がどのように作られているかを知る機会はほとんどありません。
本書は、一粒の種籾から、おむすびとして食卓に並ぶまで、そしてさらにしめ縄へと姿を変えるお米の命の循環を、バケツ稲という身近な方法で体験できると教えてくれます。
写真が多く、子供でも飽きずに読める工夫がされており、まさに「食育」に最適な一冊だと感じました。
自分たちで育てたお米を食べる喜びは、きっと格別でしょう。
収穫の喜びだけでなく、日本の文化にも触れられる奥深さがあり、お米への感謝の気持ちが芽生える、温かい気持ちになる本でした。