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この本を読んでどうして読書が辛いか分かった。学歴よりも処世術の方が大切であると言う価値観が広まり、労働に教養が貢献しなくなった。労働のために本で知識を得る時代は終わり、インターネットで欲しい情報だけを得ることができる時代になった。欲しい情報以外の情報はノイズだから、アンコントローラブルな情報媒体である本を読むことは生活から遠ざかってしまう。また長時間労働や、新自由主義の対等による労働によって自己実現を達成するべきだと言う思想が労働者を苦しめる。結果働いていると本が読めなくなってしまう。
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テーマである「傲慢」「善良」の解釈によって感じ方が変わりそうですね。傲慢さは行動が伴えばリーダーシップになります。自分が考える正しさと欲を示すことで周囲からは支持を得られます。善良なだけで許し認める気持ちがなければ凶器を振り回すのと変わりません。民族主義は第一次世界大戦を拡大する原因となりましたがこれは狭量な善です。自由を求める気持ちは暴力を助長させます。自由の相互承認が円滑な関係を作ります。夏目漱石、福沢諭吉、カーネギー、幸福論のアランなどが推奨する行動と正反対を繰り返し続けたのがヒロインでしたねHf