老後を考える!おすすめ現代シニア世代小説15選「老後の資金がありません」「三匹のおっさん」など話題作をご紹介

老後を現実的に考える上で、小説や漫画は最適な教材ですよ。普段はなかなか見ることのない、シニア世代の現実や悩みを垣間見ることができるからです。老後資金を貯める苦労や、日常の中で見つける小さな幸せ、友情や人間関係の大切さ…さまざまな角度から老後生活を描いた作品がたくさんあります。笑いあり、涙ありの作品から、じっくりと考えさせられるような作品まで、様々なストーリーをお楽しみいただけます。一部ユーモラスな作品もあり、リアリティと笑いで楽しみながら老後生活のヒントを得られることでしょう。普段とは違う角度から自分の未来を考えてみませんか?
『老後の資金がありません』

作者 | 垣谷,美雨 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2018年03月 |
『三匹のおっさん』

還暦ぐらいでジジイの箱に蹴り込まれてたまるか、とかつての悪ガキ三人組が自警団を結成。剣道の達人・キヨ、柔道の達人・シゲ、機械いじりの達人の頭脳派・ノリ。ご近所に潜む悪を三匹が斬る!その活躍はやがてキヨの孫・祐希やノリの愛娘・早苗にも影響を与え…。痛快活劇シリーズ始動。
作者 | 有川 浩 |
---|---|
価格 | 764円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2012年03月 |
『ケアを描く』

長らく家庭というとじた領域で、主に女性によって担われてきたケア労働。介護の外部化や男性の子育て参加など状況は大きく変わりつつあるものの、密室育児や介護施設での虐待など、依然として問題は山積している。そのような、揺れるケアの現場を、フィクションはどのように描いているのか。小川洋子・多和田葉子・角田光代・三浦しをん・辻村深月・桐野夏生・金原ひとみなどを中心に、〈ケア〉というキーワードから現代小説に新しい光をあてる一冊。
作者 | 佐々木亜紀子/編 光石亜由美/編 米村みゆき/編 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 七月社 |
発売日 | 2019年04月08日 |
『終わった人』

大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられそのまま定年を迎えた田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。生き甲斐を求め、居場所を探して、惑い、あがき続ける男に再生の時は訪れるのか?シニア世代の今日的問題であり、現役世代にとっても将来避けられない普遍的テーマを描いた、大反響ベストセラー「定年」小説。
「定年って生前葬だな。これからどうする?」
大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられ、そのまま定年を迎えた主人公・田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れる。年下でまだ仕事をしている妻は旅行などにも乗り気ではない。図書館通いやジムで体を鍛えることは、いかにも年寄りじみていて抵抗がある。どんな仕事でもいいから働きたいと職探しをしてみると、高学歴や立派な職歴がかえって邪魔をしてうまくいかない。妻や娘は「恋でもしたら」などとけしかけるが、気になる女性がいたところで、思い通りになるものでもない。
惑い、あがき続ける田代に再生の時は訪れるのか? ある人物との出会いが、彼の運命の歯車を回す──。
シニア世代の今日的問題であり、現役世代にとっても将来避けられない普遍的テーマを描いた、大反響ベストセラー「定年」小説。
作者 | 内館 牧子 |
---|---|
価格 | 1034円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2018年03月15日 |
『孤舟』

作者 | 渡辺,淳一,1933-2014 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2013年09月 |
『死んでしまえば最愛の人』

古希を過ぎても恋に萌える男女、犬も食わない(?)老年夫婦の秘密、驚くべきイマドキ家族の実態、高齢者ならではの本音の友情物語、いるいる&あるあるシニアの加齢な日常……。身につまされる! いるんだ、こんな人! 読みだしたら止まらない、あなたのまわりにもありそうな39の人間模様。シニア向け老年エッセイで人気を博す著者、渾身の超短編小説集!
作者 | 小川有里/著 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 草思社 |
発売日 | 2023年11月01日 |
『おもかげ』

作者 | 浅田,次郎,1951- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2020年11月 |
『にぎやかな落日』

独り暮らしのおもちさんは、持病が悪化し、入院することになった。東京に住んでいる娘と、近くに住んでいる嫁があれこれと世話をやいてくれる。夫が特養にに入ってからは、娘は一日二度、電話をしてくれているし、嫁のトモちゃんは、車で買い物に連れて行ってくれている。
人生最晩年のおもちさんの毎日の、愛嬌と不安、懐かしさともどかしさ。『平場の月』の作者が描く、誰かの助けと共にある生活の、寂しさが胸に迫る。
作者 | 朝倉かすみ |
---|---|
価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2023年11月14日 |
『55歳からのハローライフ』

作者 | 村上,竜,1952- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2014年04月 |
『じい散歩 (双葉文庫)』

作者 | 藤野千夜 |
---|---|
価格 | 801円 + 税 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2023年08月08日 |
『エ・アロール : それがどうしたの』

作者 | 渡辺,淳一,1933-2014 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 角川書店 |
発売日 | 2003年06月 |
『うちの父が運転をやめません』

猪狩雅志は高齢ドライバー事故のニュースに目を向けた。78歳といえば親父と同じ歳だ。妻の歩美と話しているうちに心配になってきた。夏に息子の息吹と帰省した際、父親に運転をやめるよう説得を試みるが、あえなく不首尾に。通販の利用や都会暮らしのトライアル、様々な提案をするがいずれも失敗。そのうち、雅志自身も自分の将来が気になり出して……。父は運転をやめるのか。雅志の出した答えとは? 心温まる家族小説!
解説
岩間陽子(政策研究大学院大学 政策研究科 教授)
作者 | 垣谷 美雨 |
---|---|
価格 | 792円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年02月24日 |
『定年就活 働きものがゆく』

関東近郊。妙子60歳は、経理事務で勤める会社の継続雇用を受け入れるつもりだったが、会社に残ることが後輩女子たちの噂となりそのネタの提供者・同期で比較的仲の良かった合田課長、しかも彼が本社栄転で浮かれてしゃべったと思い、怒りの勢いで会社を定年退職してしまう。妙子の夫は数年前に病気で亡く、娘の真奈美は東京で結婚、一人暮らしで早速暇を持て余し始める。夫の七回忌で久しぶりに顔を合わせた真奈美からさんざん突っ込まれ、就活を始めるがハラスメントな会社ばかりで決まらない。そこへ突然、娘夫婦の養女瑠希が進路でもめたとして妙子の元に転がり込んでくる。就活と孫との生活で一変して……。定年退職後、どうやって仕事を探すの? どうやって生きがいを探すの? リアルでライトな就活サバイバル小説!
目 次
1 花村妙子、定年退職の顛末
2 たまらなく、つれづれ
3 就活
4 家具のタケオカ
5 孫、登場
6 二人暮らし
7 就活再起動
8 ポリシー
9 墓参り
10 武田さんとアイドルちゃん
11 アイドルちゃんとの縁
12 アルバイト
13 愁嘆場
14 哀愁の大団円
作者 | 堀川 アサコ |
---|---|
価格 | 770円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年01月21日 |
『佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫)』

作者 | 島田洋七 |
---|---|
価格 | 550円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2016年05月27日 |
『記念日の客』

作者 | 赤川,次郎,1948- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2016年04月 |
こうして一つ一つ作品を紹介してきましたが、どれも現代のシニア世代が置かれる現実や抱える問題、楽しみ方といったテーマを真剣に描き出しています。老後資金の不安、仲間との交流、家族との関係、趣味への没頭、自分らしく生きる姿勢など、みなさん自身が現在抱えているかもしれない課題や日常の様子が、作品を通して具体的に綴られ、また色々な角度から見つめ直すきっかけを与えてくれます。
実は、本の力ってすごいんです。現実の世界では遠慮したり、視線をそらしたりしがちな問題に、作品はあえて突き進み、頭の中だけで渦巻いていた悩みを言葉に変えてくれます。読み終わった後、何か胸に残るものがあったり、途方に暮れていた思考の道筋がつながったりする瞬間、それが本の魅力なんですよね。
それに、本を読むことにより新たな発見があったり、視野が広がったりします。人生の先輩たちが試行錯誤しながら生き抜いていく様子を読むことで、今の自分の生活について考え直したり、未来に対する不安を少しでも軽減したりする助けになるかもしれません。
今回の15作品は、すべて評判の良い作品ばかりです。面白いだけでなく、深いメッセージを含んでいます。あなた自身にとって一番共感できる作品、または興味を引かれる作品を見つけたら、ぜひ読んでみてください。そして、その中に込められた想いやメッセージを受け取り、自分の生活に活かしてみてはいかがでしょうか。読書は決して一人だけの活動ではありません。作品と作者、そしてあなたとの新たな対話が始まる、そんなきっかけになれば嬉しいです。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。