ありがとう
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コミックスの紙帯には「17年前の真相。」とある通り、
これまでは断片的にしかわからなかった羽田浩司殺人事件の内容が明かされます。
これを読むと若狭先生のこれまでの動きについて、色々と理解できます。
ラムのベールも一気に剥がれた感があって面白かったです。
ただし、まだ謎に思うことも多く…。
若狭先生に対してはコナンのように警戒するのが当然だと思うのですが、
灰原はこの巻でもやはりそういう態度を見せません。
今回の傘の件も、察しはついたはずなのに何も言わないのは、相当に不審です。
そしてコナンが身長について話した時の謎の沈黙。
身近な存在からあまりにも情報を引き出せていないのでは?と改めて感じました。
そして最後に収録されている話には伊織と紅葉が登場。
事件そのものも二人の過去話も気になるので、次巻も楽しみです。