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『とんでもない』は、「あの子はいいな」と思う気持ちから始まり、他の人や生きものの視点に立つことで新しい気づきを与えてくれる絵本。うらやましいと思っていたことも、実は大変だったり不自由だったりする様子が描かれ、読むうちに「自分のままでいいんだ」と心が軽くなります。鈴木のりたけさんらしいユーモアとリアルな描写が子どもにも大人にも響き、自己肯定感をそっと育ててくれる一冊。親子で共感しながら語り合える深い作品です。