舞台は葬儀場なので、亡くなった人に関する描写も出てくるけれど、読み心地は決して重苦しくない。
理由は多分、描かれているのがあくまで主人公の目を通した世界だから。
亡くなった人の背景をすべて明かしてしまうんじゃないところ。
分かった気にならない、させないところ。
すごく現実味があるというか、主人公たちの「相手の全ては分からないけれど、想いを馳せる」という姿勢は同じ「生きてる側」として共感できた。
泣けるけれど、読み終えたあとには心の温度が少し上がっているような、そんな優しい物語。
優しいお話。主人公が、強すぎるヒロインでもなく嫌味もない、ただ共感性が強くて優しい性格で、読みやすい。
出てくるキャラクターも、それぞれ個性的で、ただ皆、それぞれに優しい。悲しい話が多いに決まっているのだけれど、どこか救いのある物語。
葬儀屋の美空の話
亡くなったあとも。たましいはただよっていて、あー死んじゃったんだなってみてる。
そうなんだ、ただ慌ただしくて、悲しむ間もなく、引き物とか決めなきゃで。
自分は、両親しか見てない、普通に寿命。
小さい子や、不慮の事故だったら、いたたまれないんだろうな。映画の原作。











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