『木曜日にはココアを』『いつもの木曜日』の続編。
川沿いのカフェ、マーブルに関わるさまざまな人々の人間模様が少しずつ描かれる連作。抹茶というだけあって、京都の老舗に関わる人々も登場して、一冊で広い世界が楽しめるような気もする。
『木曜日にはココアを』待望の続編!
川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。
その「マーブル・カフェ」が定休日の月曜日に、1度だけ「抹茶カフェ」を開くことに。
ツイていない携帯ショップ店員と愛想のない茶問屋の若旦那、妻を怒らせてしまった夫とランジェリーショップのデザイナー兼店主、恋人に別れを告げたばかりのシンガーと実家の祖母と折り合いが悪い紙芝居師、時代に取り残されたと感じている京都老舗和菓子屋の元女将と自分の名字と同じ名前の京菓子を買いにきたサラリーマン……。
この縁は、きっと宝物になるーー。
人は知らず知らずのうちに、誰かの背中を押していることに気づく、
一杯の抹茶から始まる、東京と京都をつなぐ12ヵ月の心癒やされるストーリー。
『木曜日にはココアを』のおなじみのメンバーも登場するシリーズ続編です。
『木曜日にはココアを』『いつもの木曜日』の続編。
川沿いのカフェ、マーブルに関わるさまざまな人々の人間模様が少しずつ描かれる連作。抹茶というだけあって、京都の老舗に関わる人々も登場して、一冊で広い世界が楽しめるような気もする。