答えがないからこそ悩む子育てにおいて、どんな体験が子どもの力を育むのか、その具体的な方法と考え方を知ることができました。特に、5つの体験に焦点を当てて、子どもが自ら学び、成長していく過程を重視する点が印象的でした。親としてどう接していくべきかを深く考えさせられ、単に「育てる」だけではなく、「共に学ぶ」という姿勢が大切だと気づかされました。子育ての迷いを感じている人に、温かく力強いメッセージを送ってくれる本だと思います。
幼児教育の第一人者が語る“子育ての本質”
「子どもへの教育」を考えるときに、
現代の大人が知っておくべき「子育ての新しい教養」とはーー
本書は、教育や子育ての現場で課題となっている
「教育格差」や「体験格差」に注目。
子どもの将来の育ちに影響が出てくる非認知能力は
「体験」をすることによって育ちます。
子どもが情報だらけの社会の中で上手に考え、
判断できる人間に育てるにはどうすればいいのか。
学力の高い子に育てるにも、仕事力の高い人に育てるにも、
思いやりの心を育てるにも、自分らしさを持つにも、
土台は“体験の豊かさ”にあります。
では、「体験」とは何を指すのか。
「体験」の豊かさがどんな影響を及ぼすのかーー
誰も教えてくれない、
けれど、親が知っておくべき
「子育てで本当に大事なこと」をまとめた一冊です。
第1部 子どもの「教育格差」と「体験格差」
第1章 「格差」が生まれるところ
第2章 生涯をかけて広がる「意味の世界」
第2部 生きる力を育む5つの体験
第3章 好奇心や探求心を広げる“自然体験”
第4章 感性を刺激する“本物体験”
第5章 創造力や思考力が高まる“没頭体験”
第6章 解決する力がつく“失敗体験”
第7章 自信につながる“成功体験”
第3部 大人は子どもをどう育てるのか
第8章 体験で身についた力が切り開いていくもの
第9章 子どもの力をのばす親であるために
第10章 地域や社会とのかかわり
第4部 体験機会のつくり方
第11章 豊かな文化を体験した子ども
第12章 100のきっかけ
あとがきにかえて
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