ありがとう
0
明治以降の日本の読書史に触れながら、現代人の読書離れについて論じた本。仕事をしていると、スマホゲームくらいならできるけど、読書はなかなか難しいと感じる人は結構多いのではないだろうか。それぞれの時代の政治・経済と読書がどう関係があるのか、現代の読書離れを引き起こしているのは何か。働きながら読書ができる社会に、との筆者の主張はぜひ一読を!
ありがとう
0
主人公たち2人が同じではあるけれど、前作のように「世界でいちばん透きとおった物語」ではなないよなあ、と意地悪な感想をもってしまった。 今回のお話は、夏目漱石の未完の作『明暗』の続きを、漱石の文体をまねて書いた『続明暗』を思い出させてくれた。 賛否両論あれども、あの『続』も私はありだと思っている。Dndb