大学の推理小説研究会に所属する6人の学生たちは、十角館の建つ角島を訪れる。
しかし彼らは連続殺人事件に巻き込まれます。次々と犠牲になっていく学生たち……
そんななか、元研究会メンバーであった学生のもとに不審な手紙が届きます。偶然にしてはできすぎている状況に違和感を覚えた彼は、とある事件の真相を独自に追い始めます。
アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』を彷彿とさせる、ミステリー好きにはたまらない推理小説です。
半年前に起きた中村青司を含む4人が亡くなった殺人事件、そして急性アルコール中毒で亡くなったとある女学生の事故死。2つの事件の真相が複雑に絡み合い、やがて驚愕の真実が明かされます。
最初から最後まで目が離せない、最高のミステリーです。読み始めたら最後、あなたはきっと一気読みせざるを得ないでしょう。
私も寝る間を惜しんで読みふけった本のひとつです。刺激のない日常に飽き飽きしているあなた! これを読めば、心地よい恐怖と非日常感が存分に味わえますよ。
謎の死を遂げた建築家・中村青司が建てた十角形の奇妙な館「十角館」。その館が建つ孤島「角島」。そして集められたと推理小説研究会の学生たち……
なぜ彼らは殺せれなくてはならなかったのか?
そして犯人はいったい誰なのか?
謎が謎を呼ぶ至高のミステリーをぜひ皆さんもお楽しみください。