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社会学者の加藤諦三先生が書いた名著。
社会的な観点から人が普段経験するありとあらゆる人間関係の悩みについて、加藤諦三先生ならではの対処法や心構えを教えてくれる大変ありがたい本でした。
また、加藤先生の持ち前の「諦観」に加えて、自分を主張すべき所はきちんと主張しないと自分の人生を損してしまうといった事が経験を交えて書かれており、説得力もあった。
嫌な事があったときや社会に不安を感じた時などに思い返して自分を安心させるようにしようと思った。
諦観を体現したような加藤先生の人柄がよく伝わってくる優しい本であった。