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タグボートのお話
港で大きな船を曳いて波止場に案内するのが仕事だ。大きな船たちが遠い国から来たのをしり、自分も外の世界に憧れるのだが、自分は行けない運命だと知っている。
ロシアの詩人、ヨシフ・ブロツキーの詩を元にした絵本だそうだ。彼自身もタグボートのように憧れがあったのかもしれない。(実際アメリカへ亡命した。)
タグボートが働くネヴァ川やペテルブルグの建物の絵も美しい。富士山のような山が見えるのも嬉しい。