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仮面職人事件が終わって、一応の平穏らしきものに包まれたロストヴァレンティーノの街。ヒューイとモニカ、エルマーの三人は少しずつ側にいることを許容して、それが当たり前になっていた
しかし水面下ではある詩人兼劇作家を使った陰謀が動き出していて…
ちょっと色々あってひねくれてるけど、諸々黒幕っぽいヒューイもこの時点ではまっとうな青年だったんだなあ。
全ての事の発端は1707年。劇作家でもあるジャンピエールが、友人のマイザーを通してフェルメートという錬金術師に出会ってしまったことがきっかけだった。『不老不死』という言葉に釣られ、マイザーはベグやチェスと知り合い錬金術に魅入られていき、ジャンピエールは自分のファンというフェルメートに魅入られていった。そして二年後の1709年。未だ錬金術を学ぶヒューイは、過去に囚われつつも徐々にモニカとエルマーに心を開き始めていた。だが、この街の異物を探ろうとする使節団の来訪とジャンピエールの書いた新しい劇によって、ヒューイたちにも暗い過去の影が忍び込んでいくー。馬鹿騒ぎの始まりに迫る異色作第2弾。
仮面職人事件が終わって、一応の平穏らしきものに包まれたロストヴァレンティーノの街。ヒューイとモニカ、エルマーの三人は少しずつ側にいることを許容して、それが当たり前になっていた
しかし水面下ではある詩人兼劇作家を使った陰謀が動き出していて…
ちょっと色々あってひねくれてるけど、諸々黒幕っぽいヒューイもこの時点ではまっとうな青年だったんだなあ。