音楽プロデューサー、作曲家、医者、検事、とばらばらな職業の男4人が、忙しい仕事の合間を見つけて京都、横浜、と各地で集う。目的は昔ながらの喫茶店巡り、そしてコーヒーを飲みながらの怪談話。その話は、作曲家のインスピレーションになったり、検事の捜査のヒントになったりする。怪談を話しているうちに、多聞の記憶と現実のあわいに揺らぎが生じ…。突拍子もないことを言い出す現実離れした多聞が登場するシリーズで、この起伏なくだらだら続く感じがとても良い。オチのないエピソードの連なり(時々解決する)も、日常の謎の種のようだった。
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発売日: 2025年04月16日
発行元: 幻冬舎
なんか、怖い話ない?
異界が覗き、怪異の似合う古い街。
男たちが喫茶店に集ってすること、とはーー。
男子会で、ホラーをダベる。京都、横浜、東京、神戸、大阪、再びの京都ーー。なぜ多忙な四人の男たち(外科医、検事、作曲家、音楽プロデューサー)は、わざわざ遠出して喫茶店を何軒もハシゴしながら、怪談を披露し合うのかーー。そして、いつも茫洋としているが、気づくとなにか肝心なことをぼそっと呟く塚崎多聞とは誰なのか?
ホラー小説家としてデビュー(『六番目の小夜子』)した著者による、深煎りネルドリップ、男子ホラーはいかが? 奇妙な味がじわじわ恐い(ほぼ実話)全6編。
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