ありがとう
0
自殺か他殺かというミステリーの枠を超えて、告発状、マスコミ報道、
大人たちの思惑に振り回されながらも、「自分たちの手で真実にたどり着こう」とする中学生たちの必死さが胸に迫ります。 
それぞれの「正しさ」や家庭事情が丁寧に描かれているからこそ、
誰も簡単に裁けないまま、ひとつの事実に向かって歩いていく姿が苦くもまぶしく、
読後には重たいのに不思議な希望が残る作品だと感じました。
クリスマスの朝、雪の校庭に急降下した14歳。彼の死を悼む声は小さかった。けど、噂は強力で、気がつけばあたしたちみんな、それに加担していた。そして、その悪意ある風評は、目撃者を名乗る、匿名の告発状を産み落としたー。新たな殺人計画。マスコミの過剰な報道。狂おしい嫉妬による異常行動。そして犠牲者が一人、また一人。学校は汚された。ことごとく無力な大人たちにはもう、任せておけない。学校に仕掛けられた史上最強のミステリー。
自殺か他殺かというミステリーの枠を超えて、告発状、マスコミ報道、
大人たちの思惑に振り回されながらも、「自分たちの手で真実にたどり着こう」とする中学生たちの必死さが胸に迫ります。 
それぞれの「正しさ」や家庭事情が丁寧に描かれているからこそ、
誰も簡単に裁けないまま、ひとつの事実に向かって歩いていく姿が苦くもまぶしく、
読後には重たいのに不思議な希望が残る作品だと感じました。