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山田邦紀著「ポーランド孤児・『桜咲く国』がつないだ765人の命」の読書感想文をご紹介します。
本書は、第一次世界大戦後のロシアで孤児となったポーランドの子どもたちを、日本が救出した史実を追った感動的なノンフィクションです。
本書は、過酷な運命に翻弄された孤児たちの生涯と、異文化の垣根を越えた温かな触れ合いを活写しています。
子どもたちの祖国へ帰りたいと願う気持ち、日本人の温かい支援、そして両国の絆が丁寧に描かれています。
特に、子どもたちが日本を「桜咲く国」と呼び、感謝の気持ちを抱き続けたというエピソードは、胸を打ちます。
本書は、歴史の陰に埋もれていた美談を掘り起こし、多くの人に希望と感動を与える素晴らしい作品です。
ぜひ、手に取ってみてください。