食料危機がわかる本 おすすめ8選

食料危機ってぶっちゃけ、そんなにピンとこないですよね。でもね、こっそり教えておきますけど、これが結構深刻な問題なんです。地球規模で考えると、恐ろしい課題なんですよ。だからこそ今回は、食料危機をテーマにした本を厳選してみました。少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。現実的で切実な問題だけど、小説や漫画だと勉強になりつつも楽しめます。ハラハラドキドキのストーリー展開、感動するエピソード、見事に描かれたキャラクターたち。これらを通じて、食料危機への理解が深まりますよ。結構重いテーマだけど、きっと新たな発見ができるはず。
『日本が飢える! 世界食料危機の真実』

人口増加や気候変動により、近年、世界的な食料不足が問題になっているが、ロシアのウクライナ侵攻で、事態は一気に深刻化した。穀物価格は高騰し、途上国では暴動も勃発している。そして、食料の多くを輸入に頼る日本でも、憂慮すべき事態が進行している。長きにわたる減反政策で米の生産が大きく減り続け、余剰も備蓄もない状態なのだ。軍事危機で海上交通路を破壊されたとき、国は国民にどうやって食料を供給するのか? 日本は有事において武力攻撃ではなく食料不足で壊滅するーー。元農林水産省官僚による緊急警告。
作者 | 山下 一仁 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2022年07月27日 |
『食料危機 パンデミック、バッタ、食品ロス』

ノーベル平和賞を受賞した国連世界食糧計画によると、新型コロナウイルス感染症拡大の
影響もあり、極度の食料不安を抱える人は2億7000万人に上ると推計されている。この深
刻な食料危機はなぜ発生しているのか。食品ロスの専門家が膨大な情報を分析して解説し、
さらに日本の食料危機の歴史や、食品ロスを防ぐための方法、昆虫食や培養肉に関する取
り組みも語る。
[専門家、識者へのインタビュー](所属はインタビュー当時)
「アフリカの食料事情」白鳥佐紀子氏(国際農林水産業研究センター主任研究員)
「パンデミック前後の世界の食料危機の状況」ンブリ・チャールズ・ボリコ氏(FAO[国連食糧農業機関]駐日連絡事務所長)
「サバクトビバッタの大発生による被害」前野ウルド浩太郎氏(国際農林水産業研究センター研究員、『バッタを倒しにアフリカへ』著者)
「ミツバチの減少」エクベリ聡子氏、ペオ・エクベリ氏(株式会社ワンプラネット・カフェ)
作者 | 井出 留美 |
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価格 | 1045円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2020年12月17日 |
『国谷裕子と考えるSDGsと食料危機 1』

作者 | 国谷,裕子,1957- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文溪堂 |
発売日 | 2023年02月 |
『食べものが足りない! 食料危機問題がわかる本』

今、世界の10人に1人が飢餓状態にあります。2020年のWFP(国連世界食糧計画)のノーベル平和賞受賞はこの問題の深刻さを象徴する出来事でした。現在のコロナ禍で状況はさらに悪化の一途をだとり、日本でも貧困率の増加から子どもの栄養不良が表面化しています。本書は人口増・気候変動・水不足・貧困と格差など、食料危機の現実と対策について、1テーマごとにイラスト付きでわかりやすく解説。食料危機問題を知り、ともに考えるための入門書です。
作者 | 井出留美/手塚雅恵 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 旬報社 |
発売日 | 2021年12月27日 |
『食料危機の未来年表 そして日本人が飢える日』

日本の食料自給率は38%──実際は18%でしかなかった! 有事における穀物支配国の動向やサプライチェーンの分断、先進国の食料争奪戦など、日本の食料安全保障は深刻な危機に直面している。本書は182か国の食料自給率を同一基準で算出し世界初公開する。先進国の「隠れ飢餓」という実態を暴く。
作者 | 高橋五郎 |
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価格 | 979円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2023年10月13日 |
『日本は食料危機にどう備えるか コモンズとしての水田農業の再生』

環境負荷を抑える観点から耕地の拡大や化学肥料・農薬の投入が制約される一方、世界人口は増加傾向にあり、食料不足(「不足の事態」)はすぐそこまできている。さらに、今後は気象災害の頻発や紛争の勃発によって輸入が滞る「不測の事態」も増えてくるにちがいない。そうしたなか,日本の食料自給率の低下には歯止めがかからず、食料生産の基盤である農地の減少も下げ止まる気配がない。その危うい食料事情をデータから明らかにし、食料確保・食料自給率向上への道を、農地の確保とコモンズとして水田農業の再生を重点に大胆に提言する。
【目次】
はじめに
第1章 日本の食生活の現状
第2章 食料安全保障 二つの側面
第1節 「不足の事態」と「不測の事態」
第2節 「不測」は生じるのか 人口増への懸念
【コラム1】食料安全保障とは
第3節 「不足の事態」は生じるのか 地球環境保全からの制約
【コラム2】地球温暖化について
第4節 「不測の事態」は生じるのか
【コラム3】日本の窒素とリンの循環と収支
第3章 日本は不足に備えているか
第1節 危うい日本の食料事情
第2節 日本の経済力の問題
第3節 日本の取り組み
第4節 イギリス、スイス、ノルウェーの備え
【コラム4】一瞥したスイスの食料安全保障
【コラム5】アメリカ農業を支えるミシシッピ川
第4章 備えの基本は農地の確保
第1節 日本の食料生産力試算(日本の農業の実力を考える)
【コラム6】日本と世界の人口の長期見通し
第2節 備えの基本は農地(特に主食を生産する水田)の確保
【コラム7】 米食ほど地球環境にやさしい食システムはない
第3節 農地の拡大・維持は簡単なことではない
【コラム8】米の輸出について
第4節 農地の確保に向けて政策転換を
【コラム9】耕作放棄地の経済的評価
第5節 食料安全保障と畜産
【コラム10】飼料価格の高騰で迫られる工場型畜産の見直し
第5章 農業、とりわけ水田農業の持つ意義:水田農業は日本のコモンズ
第1節 人類と農業
第2節 水田農業は我が国の基盤
第3節 農業農村の捉え方
第4節 水田、水利施設を中心とした新たなコモンズ
【コラム11】農村RMOと中山間地域の農用地の保全
おわりに:本書の基本認識、指摘と提言
作者 | 石坂 匡身/大串 和紀/中道 宏 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 農山漁村文化協会 |
発売日 | 2023年03月01日 |
『国民は知らない「食料危機」と「財務省」の不適切な関係』

作者 | 鈴木,宣弘,1958- 森永,卓郎,1957-2025 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2024年02月 |
『このままでは飢える! : 食料危機への処方箋「野田モデル」が日本を救う』

作者 | 鈴木,宣弘,1958- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2023年10月 |
それぞれの作品を通して、食料危機という深刻なテーマについて理解を深めることができました。私たちの生活の中で、食事という当たり前の行為が、実はなんとも複雑な問題を孕んでいると気づかされます。少子高齢化、人口増加、地球温暖化など、この課題に対する対策は大きな課題となっています。
一部の人々が贅沢な食事を享受する一方、世界のどこかでは飢えに苦しんでいる人たちがいる。このような現実を目の前に、何も感じずにはいられません。生きるためには食べることが必要で、そのための食料製造もまた生態系を維持するためには必要不可欠なのです。
今回ご紹介した作品群は、そんな食料危機に焦点を当て、読者に考える機会を与えてくれます。小説や漫画は非現実的な世界を描くメディアだと思われがちですが、現実の問題を切り取って考察するための強力なツールでもあります。
まだ読んでいない方は、ぜひ手に取ってみてください。食料危機が地球規模の課題であることを理解し、身近な食生活の中で何ができるか考えるきっかけになればと思います。閉じ方もそれぞれ違うので、どの作品から読むかはあなた次第。一つひとつの作品が持つメッセージを感じながら、自分の生活の中でどのように役立てられるかも見つめ直してみてはいかがでしょうか。
最後に、今日も元気にお食事を楽しむため、そして未来のために、私たちは学び続ける必要があります。それが社会をより良い方向に導くきっかけとなるでしょう。皆さんが読むことで、世界が少しでもより良くなることを心から願っています。
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