数学の歴史を知る本 おすすめ6選

数学の歴史には、驚くべき発見や奇想天外なエピソードがたっぷり詰まっています。複雑な数式が苦手な方でも、豊かなストーリー性を持った以下の6作品は楽しく読むことができます。1つ目は古代ギリシャ時代の偉大な数学者たちの活躍を描く作品、数学の歴史が始まるところです。2つ目は中世ヨーロッパの数学者たちが宗教と数学の融合を試みた先駆的な試みを描いたもの。続いて、東洋の数学の歴史を紐解く作品もあり、中国やインドの数学の影響を尾崎さんに対する協力を詳細に学べます。4つ目は数学の女性の歴史を描く作品で、数学界における女性の貢献をたたえます。さらに、「エニグマ」などの暗号技術についての興味深いエピソードを描く作品もありますので、数学がどのように世界を動かしてきたのかがわかります。最後に、近代数学の驚愕の進化を描いた作品も紹介します。これらの作品から、数学の奥深さとその進歩を感じることができるでしょう。
『はじめて読む数学の歴史』

作者 | 上垣,渉,1948- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2016年08月 |
『イラストでサクッと理解 世界を変えた数学史図鑑』

作者 | Fukusuke |
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価格 | 不明 |
発売元 | ナツメ社 |
発売日 |
『数学の世界史 (角川書店単行本)』

作者 | 加藤 文元 |
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価格 | 2178円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2024年02月28日 |
『数学の歴史物語 : 古代エジプトから現代まで』

作者 | Ball,Johnny 水谷,淳,1970- |
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価格 | 不明 |
発売元 | SBクリエイティブ |
発売日 | 2018年07月 |
『数学史 数学5000年の歩み』

人類文明のエッセンスであり,最古の学問である数学の歴史を,人類文明史の流れの中で通観する。
最近大きく変わってきている数学史を,可能な限り最新の情報によってまとめ,高校や大学の教室でも使えるように,学校数学に現れる分野についての歴史を「ルーツをたどる」というコラムにまとめ,また最新の数学史の情報を「コラム」にまとめる。
最後のコラムでは,古典的な定理の見事な新証明をいくつかまとめて紹介する。
オリエント数学からギリシア数学への移行の部分(本書第2章)は古代バビロニア数学史の専門家 室井和男によるものである。
この中で,室井による粘土板「プリンプトン322」の完全解読の結果が,初めて本人の筆によって日本語で公刊される。
最後に,数学5000年の歩みを通観する年表を載せる。
序章 「数学」とは何か?
§0 「数学」という学問
第I部 古代・中世の数学
第1章 数学の黎明
§1 人類史の中の数学
第2章 古代オリエントの数学
§2 古代エジプトの数学
§3 古代バビロニアの数学
§4 初期のギリシア数学の影響
第3章 古代ギリシアの数学
§5 論証数学の形成
§6 アルキメデス登場
第4章 周辺諸文明の数学
§7 古代から中世にかけての数学
§8 古代インドの数学
§9 古代中国の数学
§10 アラビアの数学
§11 中世から近世への数学史概観
第II部 近代・現代の数学
第5章 デカルト革命と微分積分学の発展
§12 17世紀前半の数学史
§13 微分積分学誕生
§14 オイラーとその仲間たち
§15 西洋数学の中国への伝来と和算の発展
第6章 現代数学に向かって
§16 19世紀の数学
§17 20世紀数学の発展
§18 フィールズ賞受賞者に見る現代数学の概観
§19 「数学」とは何か?そしてこの先どこへ行くのか?
付録 数学史年表
問題と略解
あとがき 文献案内を兼ねて
索引
作者 | 中村 滋/室井 和男 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 共立出版 |
発売日 | 2014年11月26日 |
『数学史入門』

円周率、√2、微分・積分、時間、無限……人類はこうして「問題」を解いてきた! 大家による究極の歴史ガイド。
数学がイデアの世界の産物だった古代ギリシアから、現実世界に埋め込まれたルネサンスを経、「時間」を取り込んだニュートンとライプニッツの微積分、そして「無限」を導入し両者の統合を果たした解析学へーー。数学が2000年以上にわたって切り拓いてきた歴史の道程を、「問題」と格闘する精神の軌跡として簡潔明瞭に描く、啓蒙の大家による入門書の決定版!(解説:上野健爾)
[目次]
はじめに
序章 聞いてみたいこと
第1章 深い森へ
1 円周率
2 ピタゴラスの定理
3 平行線の公理
4 ツェノンの逆理
第2章 近世に向けての旅立ちーー文明の流れのなかで
1 中世から近世へ
2 火薬と大砲ーー運動に向けての視線
3 コンパス
4 活版印刷
5 時計
第3章 ヨーロッパ数学の出発
1 デカルトの“方法”
2 ニュートンの『プリンキピア』
3 微分・積分の創造ーーニュートンの流率
4 ライプニッツの無限小量
第4章 数学の展開
1 開かれた社会へ
2 バーゼル問題の解と『無限解析』
3 オイラーーー無限のなかの算術
4 無限小量への批判
第5章 関数概念の登場
1 変化するもの
2 関数、グラフ、極限
3 微分ーー関数への作用
4 積分ーー関数のひろがり
5 微分と積分ーー数学の2つの方向
第6章 解析学の展開
1 テイラー展開と因果律
2 複素数
3 正則性
4 波立つ変化
おわりに 数学の歩みをふり返って
(解説 数学の世界の爽やかな拡がり 上野健爾)
はじめに
序章 聞いてみたいこと
第1章 深い森へ
1 円周率
2 ピタゴラスの定理
3 平行線の公理
4 ツェノンの逆理
第2章 近世に向けての旅立ちーー文明の流れのなかで
1 中世から近世へ
2 火薬と大砲ーー運動に向けての視線
3 コンパス
4 活版印刷
5 時計
第3章 ヨーロッパ数学の出発
1 デカルトの“方法”
2 ニュートンの『プリンキピア』
3 微分・積分の創造ーーニュートンの流率
4 ライプニッツの無限小量
第4章 数学の展開
1 開かれた社会へ
2 バーゼル問題の解と『無限解析』
3 オイラーーー無限のなかの算術
4 無限小量への批判
第5章 関数概念の登場
1 変化するもの
2 関数、グラフ、極限
3 微分ーー関数への作用
4 積分ーー関数のひろがり
5 微分と積分ーー数学の2つの方向
第6章 解析学の展開
1 テイラー展開と因果律
2 複素数
3 正則性
4 波立つ変化
おわりに 数学の歩みをふり返って
(解説 上野健爾)
作者 | 志賀 浩二/上野 健爾 |
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価格 | 1122円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2022年11月10日 |
数学の歴史とは、いわば我々が平凡に過ごしている日々の生活の中に溶け込んで存在すれば、また同時に我々が並大抵考えもしないような高度な科学の領域までをも手繰り寄せる、驚異的な力を秘めた魔法のようなものです。それは古代から現代まで、地上のあらゆる場所で様々な人々によって育まれてきました。そのプロセスは、数々の苦難や挑戦を乗り越えてきた数学者たちの冒険の記録とも言えます。
今回紹介した本たちは、その冒険の記録を伝えるための最良のガイドブックです。これらの本を読むことで、数学の知識を広げるだけでなく、数学という学問がどのように進化し続けてきたかを理解することができます。そしてそんな歴史に触れることで、きっと新たな視点や発想、そこから生まれるアイデアを得られるでしょう。
一つ一つの数式が語られる物語に耳を傾けながら、かつての偉大なる数学者達の思考の軌跡を追えば、これまで気づかなかった発見に出会うかもしれません。それはまるで、数学の深い森を冒険するかのように、わくわくするような感覚を味わえるでしょう。
わずか数百ページの中に凝縮された数千年にわたる知の冒険。これらの本を手に取って、数学の魅力を新たな視点から味わってみてください。決して苦しい旅ではなく、美しい発見に満ちた楽しい冒険があなたを待っています。それでは、皆さんの数学の冒険が、素晴らしく、そして楽しいものになることを心から願っています。取り組み方一つで全く違う世界が広がる、そんな数学の魅力を、是非この機会に体感してみてください。
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