高齢期の脳を守る日常習慣を紐解く一冊。「テレビや新聞をただ受動的に消費するだけではなく、『いちゃもんをつけながら見る』『声に出して読む』『他媒体と比較する』など、自分で考え動く工夫が前頭葉への刺激になり、認知症の進行を先送りできる」と和田秀樹さんがやさしく導いてくれます。意欲ある生活の大切さを再確認させてくれる、軽やかで実践的な脳トレ習慣のガイドです。 
認知症であろうとなかろうと、老後一番大切なのは「生きる意欲」だと考えます。新しいことに挑戦してワクワク、楽しく脳を使うことです。そのような信念に基づき、高齢になったら、どうすればよりよいかを記しました。
高齢者向けの本をたくさん著してきましたが、他の本になくこの本で特に注目したのは、テレビと新聞です。本書を手にとっていただいた方は、新聞は自宅でとって読むのが日課。テレビは、1日6時間以上見ている方も多いと推察します。
テレビについて私はこれまで、その問題点をあばいてきました。「テレビを捨てよう」とも説いてきました。でも、それは制作を糾弾しているのであって、視ている方々が悪いというのではありません。
そこで、私の経験をもとに、生活に欠かせない身近な存在である新聞とテレビとの付き合い方から、それを使って老いやボケを遅らせる方法までをお伝えいたします。(「はじめに」より)
序章 前頭葉刺激習慣診断
第1章 脳と体の老化は皆に必ず訪れる
第2章 認知症は避けられるか?
第3章 とは言えやっぱり“ボケ先送り”の妙案
第4章 脳を鍛え、老けさせない! 和田式 多チャンネル時代のテレビとの付き合い方
第5章 ボケ先送り! 和田式 刺激の宝庫・新聞との付き合い方
第6章 それでも…ボケの兆候を感じ取ったら
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