ありがとう
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「52ヘルツのくじら」を読んで町田そのこさんの文章の不思議さが気に入り、続けて「宙ごはん」を読みました。
少し辛いお話も出てくるので、読んでいてしんどいと思う部分があるのですが、それでもお料理を介して状況が変化していく、良い方向に向かっていく様子が、温かく感じました。
幼稚園児だった主人公の宙が、最後は大人になるという時代の流れ、その間に周りの人に起こる出来事、出会いや別れ、その時々の感情が町田さんの文章からすっと入ってきました。