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みやにしたつやさんの『おとうさんはウルトラマン/おとうさんの休日』を読み、親子それぞれの視点から描かれる日常に心が温まりました。
「おとうさんはウルトラマン」では、子どもが憧れるヒーローとしてのお父さんと、子どもの目には見えないお父さんの苦悩が対比的に描かれていて、思わず笑顔になります。
どんなに疲れていても、子どもの前ではウルトラマンであろうとするお父さんの愛情が伝わってきて、胸が熱くなりました。
一方、「おとうさんの休日」では、ウルトラマンに変身しないお父さんの人間らしい一面が描かれています。
休日に家族と過ごす姿は、まさに多くの家庭で見られる光景で、共感を覚えました。
ウルトラマンでありながら、どこにでもいる優しいお父さんの姿に、改めて家族の温かさを感じさせてくれる一冊です。