＜span style="font-weight: bold"＞宮坂香帆[Real Kiss]＜/span＞
「そもそもあいつのムダなだだもれフェロモンがあたしの羞恥心（しゅうちしん）をあおるんだって！」
いつも上から目線の彼氏・藤川（ふじかわ）にふりまわされているはるな。文化祭は逆襲のチャンス…!?
＜span style="font-weight: bold"＞わたなべ志穂[未完成の2人]＜/span＞
「早く家帰って オレの部屋行こうか」
梓（あずさ）の前に腹違いの兄・克行（かつゆき）が現れた。
それは初恋の相手だった。
今さら兄妹だなんて思えない…！
＜span style="font-weight: bold"＞湯町深[花、ひらく。]＜/span＞
「小学生でも恋愛くらいちゃんとできるんだけど」
女らしくなりたくて、華道を始めた一花（いちか）。
ところが家元の玲（ほまれ）くんは半ズボンにランドセルの小学生……!?
＜span style="font-weight: bold"＞つづき萌重[僕の彼女はエロカワです。]＜/span＞
「教室でこんな突然!! 勃（た）つわけねーだろっ!!!」
太一（たいち）の彼女・杏（あん）は天然ボケのドジっ娘（こ）でエロ可愛い。
そろそろ初Hに挑みたいが…
＜span style="font-weight: bold"＞桃田紗世[恋する本能]＜/span＞
「そんな顔 ほかの男に絶対見せちゃダメだよ」
男装が似合うくるみだが、年下の彼氏・薫（かおる）はきちんと女の子扱いしてくれて、ラブラブの日々…
＜span style="font-weight: bold"＞本はるか[欲情乙女]＜/span＞
「オレにとっておまえはただの“行きずりの女”でしかねんだよ」
毎夜、女子大生に扮（ふん）してクラブ巡りをしている理依紗（りいさ）。だが再会は思わぬ場所で…!?
ゲスト
『ヤバ恋―いけない本能―』（つづき萌重／宮坂香帆／本はるか／桃田紗世／湯町深／わたなべ志穂）は、複数の作家によるオムニバス形式の恋愛短編集である。刺激的で大胆な恋愛模様や、禁断・背徳的な関係をテーマにした物語が多く、恋愛のドキドキ感や心理的葛藤が濃密に描かれている。作家ごとに異なる作風やキャラクターの個性が際立ち、読者は多彩な恋愛表現を一度に楽しむことができる。甘さと危険さが交錯する恋愛ストーリーを好む読者にとって、心を掴まれる一冊である。
