生徒とのいかがわしい行為がばれて、自殺をした人気教師の奥澤。黒板に残された私が先生を殺しましたという文字。奥澤に関わる生徒たちの視点から同じ時系列を見つめ直し、最後には奥澤自身の視点で今回の事件が語られる。果たして黒板の文字の真意と書いた人間の正体とは!
「殺した夫が帰ってきました」と同じ著者の作品です。
避難訓練のため全校生徒が校庭に集まっている中、ひとりの生徒が屋上を
指し「ねぇ、あそこに誰かいない?」と声をあげます。
そこにいたの人気教師の奥澤潤。
奥澤はフェンスを乗り越え、屋上から飛び降りようとしており・・・・。
この先はぜひ、読んで物語を堪能してほしいです。
何が奥澤先生を追い詰めたのか、
そして誰が先生を殺したのか。
先生が飛び降りた事実について
奥澤先生や先生と関わった生徒たちそれぞれの視点から
語られ、次第に事件の全体像が浮き彫りになります。
真相が気になりさくさく読み進めることが出来ました。
読書初心者にもおすすめです。




















