ルース・ベイダー・ギンズバーグの生涯とその影響力に感銘を受けました。彼女がいかにして法廷で男女平等を実現するために戦い続けたのか、その信念と決意がひしひしと伝わってきます。特に、数々の重要な裁判で彼女が果たした役割や、その強い正義感に感動しました。社会における性別による差別をなくすために戦い続けた姿は、今後の世代にとっても大きな指針となるべきものです。このまんがを通じて、彼女の偉業をもっと多くの人に知ってもらいたいと思いました。
おもしろくてわかりやすい! 集英社版・学習まんが『世界の伝記NEXT』から展開中の「伝記×SDGs」は、偉人の生き方からSDGsの目標達成のヒントがもらえる新シリーズ。
第3弾は性差別とたたかった裁判官ルース・ベイダー・ギンズバーグです。
ルース・ベイダー・ギンズバーグは2020年になくなるまでの27年間にわたり、アメリカの連邦最高裁判所で裁判官をつとめた女性です。
ルースは1933年、ニューヨークに住むユダヤ系の両親のもとに生まれ、幼いころからとても優秀でした。しかし、当時のアメリカでは教育や職業をめぐる女性差別やユダヤ人差別がひどく、若いルースもたびたび差別に悩まされます。それでも「女性の自立」を説いた母の教えを胸に、法のもとで平等な社会を実現するために法律家を志します。
弁護士となったルースは男女平等が問われたいくつもの裁判で実績を上げ、弱い立場にあった女性、ときに男性を助けます。その後、裁判官として判決をくだす立場となり、1993年には最も重要である連邦最高裁判所の裁判官に指名されました。最高裁判所では、男女の賃金格差に異議を唱えたり、マイノリティの権利を守ったり、多くの判決や意見で注目を集めつづけました。ルースは法のもとの平等を目指す「正義の象徴」として、アメリカじゅうの人びとから尊敬される存在になったのです。
【本書の特長】
●まんがだから読みやすく、わかりやすい!
●すべてふりがな付きなので、小学校低学年から楽しく読める!
●Q&Aや年表など、よりくわしく知ることができる記事ページも充実!
【もくじより】
広がる好奇心
認め合うパートナー
わたしは負けない
差別とのたたかい方
わたしは反対します
解説:R・B・Gは法のもとの平等が正義だと考えました
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