西尾維新戯言シリーズ第三弾クビツリハイスクール
一作目の後日談に登場した人類最強哀川潤が再登場。
彼女の無理難題に答えつつ真実を徐々に明かしていく主人公。苦労は絶えない、事件も絶えない。それでも死なないために戯言を言い続けるしかないのだ。
一巻、二巻に比べページ数が少なく一話完結のため、戯言シリーズの取っ掛かりが欲しい人にはおすすめの一作だと思います。
ミッションは少女救出!
“ぼく”が学園で見た惨劇はーー
知らない誰かと仲良くするためには絶対に守らなければならない約束がひとつだけ存在する。その約束とは、相手に対して常に友愛の情を持つことだ。つまるところそれがどういうことかといえば、知らない誰かと仲良くすることなんて結局は不可能だという意味なのだろう。いや、そもそも、知らない誰かと仲良くしようだなんて考え自体が常軌を逸しているとしか思えない。絵空事を語ることさえ自らに許さず、たったひとつの矛盾さえも生理的に見逃すことのできない誠実な正直者、つまりこのぼくは、6月、人類最強の請負人・哀川潤に、およそ問答無用に引き連れられて、高名なお嬢様学校であるところの私立澄百合学園へと向かうことになった。そして事件はその学園の中で起きる。それは巻き込まれたと言えるかもしれないし、また、自ら渦の中へと飛び込んだと言えるかもしれない。まあ別に、どう言い、どう言いつくろったところで、それはきっと意味がないのだろう。だって起きた事件自体が、そもそも戯言みたいなものだったのだからーー戯言シリーズ第3弾
第一幕 狂言解糸
第二幕 子荻の鉄柵
第三幕 首吊高校
第四幕 闇突
第五幕 裏切再繰
第六幕 極限死
第七幕 赤き征裁
幕 後 鈴蘭の誉れ
西尾維新戯言シリーズ第三弾クビツリハイスクール
一作目の後日談に登場した人類最強哀川潤が再登場。
彼女の無理難題に答えつつ真実を徐々に明かしていく主人公。苦労は絶えない、事件も絶えない。それでも死なないために戯言を言い続けるしかないのだ。
一巻、二巻に比べページ数が少なく一話完結のため、戯言シリーズの取っ掛かりが欲しい人にはおすすめの一作だと思います。