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恵まれない境遇に育った真柴亮が殺人犯になってしまったのも不運な成り行きでしかなかった。
東日本大震災発生直後という混乱の中逃亡する真柴は、幼い直人と知り合う。ケビン・コスナーが演じる脱獄犯と人質の少年、いつしか心が通い合っていく『パーフェクト・ワールド』を思わせるロードムービー的な作品。
なぜ真柴は北を目指すのかが少しずつ明らかになり、直人の存在を通じて、読者は真柴を憎めない。真柴はどうなるのか、ハラハラしながら読み切ることができる。


















