将棋 矢倉戦法を学ぶ本 おすすめ6選

これから将棋を始める方も、すでに始めている方も必見! 矢倉戦法を学べる本を紹介します。初心者から上級者まで安心して手に取れる1冊目。矢倉戦法の基本形を丁寧に解説した2冊目。3冊目には実戦例を用いて有効な手順を教えてくれます。矢倉破りのテクニックをレクチャーする4冊目。5冊目は名局面を通じて中級者・上級者向けの技を紹介。最後の6冊目は、精密な局面判断力を身につけられる一冊です。これらの書籍を片っ端から読んで、着実に矢倉戦法をマスターしちゃいましょう。様々な局面での戦略が身につけば、将棋の楽しみがさらに広がりますよ。
『勝てる矢倉戦法 将棋最強ブックス』

作者 | 高橋 道雄 |
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価格 | 715円 + 税 |
発売元 | 創元社 |
発売日 | 2015年12月18日 |
『矢倉囲いを極める77の手筋』

本書は将棋の基本といえる矢倉囲いにおける必須手筋を77紹介したものです。
「組めたら初段」と言われる矢倉ですが、大平武洋六段の分かりやすく丁寧な解説で基本から中盤、終盤の手筋まで幅広く理解できる内容になっています。
まず第1章では「矢倉囲いの基本」と題して金矢倉、銀矢倉、菊水矢倉、片矢倉といったさまざまな矢倉囲いのメリットとデメリットが解説されています。
続く第2章〜第4章で端、タテ、横からの攻めとそれに対する受けの手筋を紹介、さらに第5章では終盤の手筋、第6章ではプロの実戦に現れた手筋を解説しています。
本書に書かれている77の手筋をマスターすれば自信を持って矢倉が指せるようになるはずです。
第1章 矢倉囲いの基本
第2章 端攻めの基本
第3章 タテの攻めへの基本
第4章 横からの攻めへの対応
第5章 終盤戦の基本
第6章 実戦からの受け方
作者 | 大平武洋 |
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価格 | 1694円 + 税 |
発売元 | マイナビ出版 |
発売日 | 2016年08月25日 |
『現代矢倉のすべて』

作者 | 池永,天志,1993- |
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価格 | 不明 |
発売元 | マイナビ出版 |
発売日 | 2022年05月 |
『羽生の頭脳3 最強矢倉 (将棋連盟文庫)』

作者 | 羽生 善治 |
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価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | 毎日コミュニケーションズ |
発売日 |
『すぐ勝てる!急戦矢倉』

作者 | 及川,拓馬,1987- |
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価格 | 不明 |
発売元 | マイナビ |
発売日 | 2013年02月 |
『矢倉の新常識』

「将棋の純文学」と言われ、基本戦法として古今にわたり親しまれてきた矢倉。
しかしながら、タイトル戦の重要局で数多くの名勝負を生み出してきたこの戦法が、現在絶滅の危機に瀕しています。
まず、王道中の王道と言われた▲4六銀・3七桂型が、△4五歩の復活によって消滅。追い打ちをかけるように、左美濃急戦が登場して、▲6六歩型の矢倉は減少の一途をたどりました。
先手の妥協案としての5手目▲7七銀には、矢倉中飛車をはじめとする従来の急戦策が有効で、▲2六歩と先手が飛先不突き矢倉を放棄する形に対しても後手は十分に戦えます。
先手は脇システムや矢倉藤井システムを以って対抗しますが、なんと▲7七銀型に対しても速攻で潰そうという新手法が登場しました。早めの△7四歩から△7三銀や△7三桂で、序盤早々先手陣に襲い掛かる戦法です。
かつては先手の利を最も発揮しやすい戦法と言われた矢倉ですが、これだけ後手に有力な作戦が生み出されては、もはや先手で矢倉を指す意味はなくなってしまったのでしょうか?
否。矢倉は終わっていません。
これまで定跡中の定跡とされてきた▲5六歩に代えて▲2六歩と先攻する形が出てきたのです。矢倉超急戦、新時代の幕開けです。
本書はこれらの歴史的な流れを概観しつつ、最新の矢倉の攻防にギリギリまで迫った、真田圭一八段渾身の一冊です。いま、先手の矢倉は何を目指して指せばいいのか? 何が最も有力な構えなのか? 本書を読めばわかります。
矢倉を諦めない。
本書が発するメーッセージをぜひ受け取ってください。
矢倉の新常識 目次
序 章 矢倉超急戦、新時代の幕開け
第1章 後手早繰り銀
第2章 ▲2六歩早突き型対早繰り銀
第3章 ▲2六歩早突き型対米長流急戦矢倉
第1節 ▲2六歩に△4二銀
第2節 ▲2六歩に△3二金
第3節 ▲8八角型対右四間飛車
第4章 △8五歩早突き型
第5章 先手の急戦矢倉
第1節 先手の米長流
第2節 △6四銀型
第3節 ▲4七銀保留型
第4節 最新の対策
コラム1 断捨離
コラム2 対局中
作者 | 真田圭一 |
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価格 | 1694円 + 税 |
発売元 | マイナビ出版 |
発売日 | 2019年03月13日 |
それぞれ異なる視点から矢倉戦法を解説した6つの本たち。初心者から上級者まで、自分のレベルに合わせて選べるのがいいですね。なにより、それぞれの著者が命を込めて書き上げた「矢倉戦法への愛」が伝わってきます。持ち駒のほとんどを使った堅固な陣形で、一手一手を丁寧に進める矢倉戦法。それはまるで、頭脳戦のチェスのような醍醐味があります。
なお、将棋のおもしろさは、勝つことだけではありません。戦法を学び、それを実戦に活かし、そこからまた新しい学びを得る。そんな「絶えず学び続ける楽しさ」があるからこそ、多くの人が将棋の世界に魅せられるのです。そして、その一端を担ってくれるのが、こうした戦法書なのです。
そして、これらの本を読むことで得られるもう一つの楽しみが待っています。それは、プロ棋士たちの対局を観戦する楽しみ。プロ棋士の一手一手を理解し、予想しながら観戦する。これほど引き込まれる楽しみは他にありません。
この6冊を通じて、矢倉戦法の奥深さを感じ、将棋の醍醐味をもっと知りたくなった方も多いでしょう。それぞれの著者から学んだ知識と視点が、あなた自身の将棋への理解を深め、楽しみを広げてくれることでしょう。一冊ずつゆっくりと理解を深めていくことで、あなたの将棋ライフはさらに豊かなものになること間違いなしです。これから将棋道を歩む方、現在進行中の方、一緒に将棋の世界を深掘りしていきましょう。
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