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そんなこんなで最終巻は全てがひっくり返ったかのような爽快感(伏線回収的な意味で)が味わえる。エピローグにおけるベンのバッドエンドが強烈だったのが印象的。ただあれはベン自体にも悪いところがあって、因果応報もあるんじゃないかなと思っている。ベヴァリーは最後までいい女だった。
二十七年前、一度七人はITと対決した、銀のばら玉を武器に。いや、それ以上の武器は、七人の友愛と勇気で結んだ“環”だった。そのときの“約束”にしたがって、彼らはいまここにいる。欠けた“環”を結びなおして、いま一度、ITと向かい合うのだ。町の下を、ITの棲み処めざして這い進む。デリーに新しいことが起こるのを信じつつ。
そんなこんなで最終巻は全てがひっくり返ったかのような爽快感(伏線回収的な意味で)が味わえる。エピローグにおけるベンのバッドエンドが強烈だったのが印象的。ただあれはベン自体にも悪いところがあって、因果応報もあるんじゃないかなと思っている。ベヴァリーは最後までいい女だった。