アメリカ教育哲学界のレジェンド、グリーン晩年の主著の一つを本邦初翻訳。互いに異質な生活世界に生きる読者に向けたメッセージ。
抑圧された他者の「声」が込められた複数のアートをともに鑑賞し「美的な問い」を共有すること。他者の生きる抑圧的な現実性から与えられる衝撃を、自身の生きたナラティブに基づく「声」で受け止め、異質な生活世界を生きる人々が互いに共有できる「声」を次第に増やすこと。その必要性を論じたグリーン晩年の主著の一つを初翻訳。
【原著】Maxine Greene, Releasing the Imagination : Essays on Education, the Arts, and Social Change(Jossey-Bass,1995)
序文 つくり途中のナラティブ
第1部 可能性を創り出す
第一章 文脈を探し求めて
第二章 想像力と未来への扉
第三章 想像力・コミュニティ・学校
第四章 ある教育学の発見
第五章 社会のビジョンと生の躍動
第六章 思い起こされる幼少期のかたち
第2部 照らし出すことと現れ出ること
第七章 カリキュラムのための継続的な探求
第八章 学ぶために書くということ
第九章 開かれるために教えるということ
第十章 アートと想像力
第十一章 テキストと余白
第3部 つくり途中のコミュニティ
第十二章 複数主義の情熱
第十三章 スタンダード・コモンラーニング・多様性
第十四章 多元的な声と多元的な現実性
訳者解説 声と教育─マキシン・グリーンの教育哲学
一 周縁化されたもの─グリーンの著作・論考の文脈をなすもの
二 グリーンの主要著作・論考の解説
三 生活世界に響く声─本書を読むにあたって
監訳者あとがき
参考文献
事項索引
人名索引
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