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【禁じられた遊び】
恋とも愛とも呼べないなんとも形容しがたい歪な関係性が描かれた3つの短編集。村田沙耶香さんに思春期の女の子を書かせるのは危険だ。表題作『授乳』の多感な中学生女子が家庭教師の年上男性に仕掛けた不埒なゲームとは?その引き金は好奇心か?母性か?性に対する嫌悪感か?それとも?デビュー作から人道に悖る行為や発言をここまでイノセント且つグロテスクに描写するとは、さすが村田さんは表現の仕方に容赦がない。加減というものを知らないのか?ただそこに私はとてつもなく惹かれ虜になっているのも事実なのだ。
ありがとう
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村田沙耶香さんの“狂気の原点”のような短編集。
受験を控えた中学生の「私」が、家庭教師の先生に授乳という“ゲーム”を仕掛けていく表題作では、
母への嫌悪と、自分だけの世界を守りたい欲望が、ぞくっとする形で立ち上がります。
ぬいぐるみを恋人とする少女たち、「完璧な自分」を追い求める大学生など、
どの作品も、日常のすぐとなりにある歪んだ欲望や孤独を、淡々とした筆致で描き切っていて、読み終えたあとも長く頭の中に残り続ける一冊でした。











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