痴漢や性被害、妊娠・出産、性自認や性欲、そして他人から向けられる視線。
どのテーマも決してきれいごとではなく、笑いと痛みが入り混じった“生々しい告白”として語られていて、読んでいて何度も息をのみました。
村田沙耶香さんの「肉体が観た奇跡」も、
自分の身体をどこか“他人事”のように眺めてきた感覚が率直に綴られていて、
身体と心のズレを抱えてきた読者ほど共鳴してしまうと思います。
読み終えたあと、「自分の身体をどう嫌ってきたか」だけでなく、
「これからどう付き合っていきたいか」まで静かに考えさせられる、
少ししんどいけれど、大事に読みたい一冊でした。















