話題になっていた本だが小説は苦手意識があり、先にコミカライズ版を読んでみた。そうしたら先が気になってコミックの続きを待てず、原作を購入。
会話形式で書かれているので、スラスラと読めた。もっとホラー色が強いかと思ったが、ミステリー要素の方が強かった。オカルトっぽさもある。
小説が苦手でも、続きが気になって気軽に読み進められたのは良かった。最初はフィクションかと勝手に勘違いしていて(苦笑)終盤の展開は個人的にはイマイチ。全体で見れば十分に面白い。
【これは、ある家の間取りである。あなたはこの家の異常さがわかるだろうか】
読む謎解きミステリー!これは、物語の展開云々以前にもう“体験型間取り図ミステリー”という企画勝ちの作品だと思う。家の間取りがわかりやすく表示されているので、読者も登場人物と一緒に「何かがおかしい」と違和感を覚え、各々の考察も交えつつ、謎の真相に一歩づつ迫るごとに戦慄していくというプロセスがまず面白い。そして、最終的に判明する真実は想像以上におぞましく、ミステリホラーの真髄も体験できる。これは流行るし、どこまでもシリーズ化できそう!
一見普通の間取り図なのに、どこかおかしい。そのおかしさを突き詰めていく件が、じわじわと恐ろしいものが這い上がってくるようで、かなり怖かったです。
…ところでこれって、フィクションなんですか?ノンフィクションなんですか…?

















