市販のRPG(ロールプレイングゲーム)制作ソフトを活用し、初めてゲーム制作を試みる人達のための指南書。
移動用のキャラやマップ、戦闘モード、そしてそれらを束ねるストーリー。ロールプレイングゲームには様々が要素が詰め込まれていますが、制作経験のない人には最初にどこから手を付けて何をどうすればいいのか困惑する事でしょう。
本来、トライ&エラーを繰り返しながらその手順やコツを理解していくのですが、失敗を繰り返していくうちに心身ともに摩耗して完成に至らず・・・というケースも多々あります。
折角のゲーム制作を途中で挫折させないためのテクニックが詰まった一冊が本書です。
まずは何から手をつけるべきか? そしてどのような順番で考えればいいのか? 必要な資料は? その作り方は?
初めての制作で誰もがつまづくであろう事柄や、最初に知っていればスムーズに作業が行えるコツなど具体的なアドバイスが盛沢山。
ストーリーなどの企画だけではなく、戦闘システムの計算式、マップなどグラフィック面での決め事も丁寧に説明されています。
著者はPC98時代にロールプレイングゲームで業界を牽引してきたメーカー・グローディアの元企画開発部部長、佐野一馬。
現在の商業ゲームのような大規模な制作体制ではなく、少数でゲーム制作を行っていた時代に培われた実践的な思考と段取りを本書で知れば、単身または少数でのゲーム制作も大きく完成に近づく事でしょう。
初めてのゲーム制作を成功させるためにも、ぜひ本書をご活用ください。
第1章 RPGを作るのに必要な事
第2章 世界観の決め方
第3章 グラフィックの決め方
第4章 音楽の決め方
第5章 戦闘の決め方
第6章 シナリオの決め方
第7章 制作ソフトの紹介
第8章 まとめ
第9章 おまけ
すべて見る
新着の本すべて見る
30日間で人気のまとめ記事





すべて見る
小説のまとめ記事





すべて見る
おすすめのまとめ記事





すべて見る
漫画のまとめ記事





すべて見る
自己啓発のまとめ記事




