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7歳から79歳まで、たぶん同じ女性の口紅に関する話。
29歳のとこ。いちぬけたと言いたくなるほど、両家に口出しされる結婚の準備。
良かれとお姑さんになる人から、口紅をプレゼントされる。お式にはこれを使ってね。やれやれ。
でも、おちあり。
最後、79歳のところは、介護の女の子が口紅を、塗ってくれる。鏡をみながら、今までを振り返るところ。
口紅のとき
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発売日: 2012年01月
発行元: 求龍堂
初恋、結婚、別離…ドラマはいつも口紅とともに。角田光代書き下ろし短編小説。
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